SSブログ

ヒンディー語レッスン始まる [インド]

5月7日の記事で、今さらながらヒンディー語を勉強すると宣言していたが、先生との条件交渉がようやく成立し、22日(火)夜から自宅で勉強がスタートした。教えて下さるラジニ先生は、娘の英会話の家庭教師であるが、ヒンディー語も教えておられるということで、今後毎週火曜日夜は、19時30分から1時間、妻と2人で自宅で個人レッスンを受ける。

初日はデヴァナーガリー文字の書き方と子音・母音の発音をやる。これはどのヒンディー語の独習書でも最初に書かれているもので、そしてたいていの場合はここで挫ける。ヒンディー語には母音が11個、子音が33個ある。日本語では母音が5個、子音が14個しかない(すみません、言語学専門じゃないので子音の個数にはちょっと自信がありません)。自ずと日本人の僕達には聞き分けられないし発音できない文字が存在する。

僕達が英語のLとRの発音が識別できないのと同様、ヒンディー語でも英字表記してtaの発音とTaの発音、taの発音とthaの発音は識別するのが難しい。また、「クリシュナ」の「クリ」は日本語では2つの子音で構成されているが、ヒンディー語では1つの子音である。カーストの1つである「クシャトリア」の「クシャ」は日本語では子音が3つあるが、これもヒンディー語では1つの子音である。しかも、この「クシャ」の子音字は書き順すらわかりにくい。

初日のレッスンは、9年も前にヒンディー語を一時勉強していた僕にとっては文字が識別できるだけでも楽は楽で、むしろ10年以上デヴァナーガリー文字に触れる機会のなかった妻の方が大変だったかもしれない。発音はどっこいどっこい。ただ、それじゃあこの文字が日常のどの単語の中に表れるのかということになったら、普段から口語ヒンディー語に嫌と言うほどさらされている妻の方がボキャブラリーは豊富なのである。「ああ、あれか[ひらめき]」と妻に言われるとむしろ僕の方が焦る。

これは研究論文制作に向けての重要なステップである。1年後にはある程度話せるようになって、通訳なしで1人で農村調査にも行けるようになるのが理想なのである。毎週火曜日は極力残業も夜のお付き合いもせず、まっすぐ家に帰ることにして、集中してやりたいと思う。普段から家のメイドさんとネパール語とヒンディー語のミックスでコミュニケーションしている妻の方が絶対覚えるのが早い筈なので、僕もそれを補完するぐらいのことはどこかでこっそりとやらないといけないと焦ってもおります。

最近平日の帰宅時刻が子供の就寝時刻よりも遅くなり、遅いのでオフィス近くで軽食を取ってしまって帰宅しても食事を取らないというケースが多いので、週1回とはいえ無理無理に早めに退社する口実を作り、自宅で食事を取って家族と接する時間も作れるという嬉しい副産物にも気付いた。
nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 1

kissk

家族と接する時間,大切ですよね(笑)
by kissk (2008-07-25 06:35) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0