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チェンナイの訪問医療 [インド]

チェンナイの医師、訪問診療に参加
Chennai Doctors Sign Up To Make House Calls

チェンナイ発、2008年2月18日
 チェンナイ在住の約40人の医師のイニシアチブにより、高齢の市民へのケアの新たな解決策が考案された。顧問医(ホーム・ドクター)の概念はもはや古くなりつつある。年老いた市民が顧問医を訪問するのは徐々に難しくなってくる。そうした困難に直面し、この医師グループは訪問診療を行なうことにした。
 この計画によれば、高齢の市民を自宅に訪問することになり、必要な時には電話で助言を行なう。2月17日にこの計画は開始され、訪問診療を行なう医師は、訪問の際に300ルピーの手数料を徴収することになっている。
 この計画は市の高齢者福祉プロジェクトの一環で、市内20地区から医師を選定している。住民は登録医師の住所と携帯電話の番号を提供される。外科医の他に、理学療法士や心理学者も関与し、必要あれば実際に自宅を訪問する。
 このスキームは高齢の住民を対象としたものだが、訪問毎に300ルピーを徴収することから限られた住民しか裨益しないとみられている。このサービスを利用したい住民は、この高額負担に応じられなければならないし、医師の携帯電話番号を知っていなければならない。
出所:GroundReport.com  


1回の訪問で300ルピーとは驚きである。こういうサービスに300ルピー支払える担応力のある受益者というのは、きっと車も持っているし、地域の福祉協会の有力会員だったりもするだろうから、訪問診療を受けなくても、自分で車を運転して顧問医のところを訪問することだって可能なのではないかと思えるが…。

300ルピーも払えない人々のケアはどうするのでしょうね。


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