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日本人学校訪問 [インド]

インド駐在生活の第一歩は住む家を決めることである。うちの場合は子供が3人もおり、家を探す際の条件としてベッドルームが最低3つないといけないというのがあるが、もう1つの条件として、小学生のミッキーとチッチーの学校をどうしようかということがある。選択肢はどうしてもニューデリー日本人学校ということになる。日本人学校はスクールバスを運行しているので、その運行ルート上の居住地域に限定して探すのがいいのではないかと思った。

そこで、週明けの9日(月)、朝のうちに日本人学校に電話してM校長先生とのアポを取り、夕方ご挨拶に行くことにした。

ニューデリー日本人学校は、ニューデリー南部の郊外、Vasant Kunjという地区にあり、デリー南部にある僕の会社のオフィスからでも車で30分はかかる。場所的に言えば、ニューデリーと新興都市グルガオンの中間にある。思っていたよりも郊外なんだなというのが第一印象だった。

M校長先生とバス運行ご担当のF先生にお目にかかり、ミッキーとチッチーの仮の入学願を提出してきた。「仮」としているのは、僕の住所が決まっていないからである。

次にバスルートの話を伺った。ここで問題になったのは、最近は転入してくる生徒さんの数が増えてきており、スクールバスの収容能力のギリギリのところまで来ているということだった。説明を聞いたところでは、スクールバスは現在6地区を対象に運行されおり、近々グルガオン地区も運行開始する予定とのことであるが、例えば今回名前が挙がった中でDefence Colony地区では、スクールバスの空きが1席しかないのだという。それじゃ2人通わせなければいけない我が家は即アウトだ。

それじゃあ他の地区はどうかというと、元々狭い居住地区で物件が少ないところに転入者が増えている状況で、家賃が急騰しているのだそうだ。Vasant Bihar地区等では、家賃が高いことを敬遠して比較的安い地区に引っ越す日本人家族も目立つようになってきているのだという。家賃が比較的安いといわれる地区にしても、結局は少ないパイの奪い合いになり、やはり家賃は上昇傾向にあるという。

おまけに最近のルピー高(円安、ドル安)で、住居手当を日本円に換算するとべらぼうに高くなるということもある。元々僕たちの住居手当は日本円で計算されているから、このルピー高基調が続くようだとどんどん貰える額が目減りし、持ち出しがどんどんかさむようになってくる。

こうして考えていくと、住居探しもかなり大変だということが見えてきた。今日は会社に出入りしている不動産ブローカーに連絡をとり、こちらの条件を取りあえず伝えて物件をリストアップしてもらうことにしている。11日から物件を見て回るという作業を開始するが、それでさらにわかってくることもあるだろうと思う。、

前途多難である。10日は僕の誕生日で、ルイの幼稚園の先生的言い方をすれば「大きな大きな大きな大きな4歳」になった。朝方妻からおめでとうの電話メッセージをもらったりもしたが、これからの大変さを考えると、誕生日を祝う気分にもなれず、妻の電話をうわのそらで聞いていた。

何はともあれ、いろいろと教えていただいたM先生とF先生には、この場を借りてお礼申し上げたい。早く家を決め、正式な入学願をご連絡できるよう、がんばりたいと思う。


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ハンディクラフト

色々ご苦労様
今までと違い学校のことを考えて住まい選びを考えねばならないようで
大変ですね。
by ハンディクラフト (2007-07-11 21:01) 

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