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起きた子供の顔 [家族]

このところ、毎日300程度のPVを頂戴しているのだが、あまりに忙しくて更新していない。ミクシィの日記はちゃんとつけているが、ブログの方まではとても手が回らない状態だ。

年度末近くなってきて、加えて僕も今の部署がそれほど長くないのではないかという予感がしていることもあって、僕の持っている「延滞債務」を早く返済してしまいたいとかなりエンジンをふかしてここまで仕事をやってきた。結局欠員補充は1年間行われず、具体的な補充スタッフの名前まで聞かされてはいるが実際の配置がいつになるのかはまだわからない状況。今のところは最短でも5月1日である。1年前に辞めたスタッフの「延滞債務」を引き継いだ僕は、定期刊行物の発刊業務のようにルーティンで続くものを除けば、残る2つの大きな仕事は1年がかりでなんとか目処をつけてきた。残っているのはそのうち1つについてレポートを書くことで、これを今週は時間を見つけてはシコシコ書いてきた。この週末には出来上がると思う。

そんなわけで、毎朝7時には家を出て、帰宅が1時を回るような生活をずっと送ってきたため、学校のないルイの起きた顔は、日曜夜に「おやすみ」を言って就寝させてから、たまたま僕が朝寝坊して7時30分近くまで自宅にいた金曜日の朝まで全く見ることができなかった。

「アジア高齢社会国際会議」というのが全米退職者協会(AARP)と高齢社会NGO連絡協議会(高連協)、日経新聞の共催で、15、16の両日、青山の国連大学ウ・タント会議場で開催され、僕は15日のオープニングの全体会合に申し込んで出席してきた。そこでの基調講演は、高連協の代表の堀田力さんがなさったのだが、堀田さんは今まさに退職期を迎える団塊世代のこれまでの会社人間的生き方を評して、「子育ては妻任せで子供の起きた顔を見る機会が殆どなく、週末は疲れて寝ている」と仰っていた。団塊世代のホワイトカラー男性の生き方の典型だと思うが、実は現役世代の僕たちも、正規採用と非正規採用との格差が開き、正規社員が割りを喰って労働強化に翻弄されるというのの典型の生き方をしているように思った。

 堀田力さんの基調講演の模様

こういう会議に出ると、自分の生き方は本当にこれでいいのかと考えさせられる。本意ではないのに働かされている。堀田さんはこうも仰った。「自分のために生きろ」と。今僕がやっている仕事は、本当に僕のためになるのだろうか。毎晩帰宅するとそんな自問自答を繰り返す、そんな1週間だった。


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ミクシー私もやってますよ。
最近友達に誘われました。
私は文章を書くことが好きなようです。
これが、私の生き方なのかな?ナンテ、感じてます。
by (2007-03-18 08:22) 

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