『一瞬の風になれ』(第1巻) [読書日記]
第一部を読み終わったところです。第三部まで読み切ったところで感想を述べたいと思います。(人気作品なんで、第二部がすぐに入手できるかどうか…)
あらすじ 主人公の神谷新二は幼馴染の一ノ瀬連と共に神奈川県立春野台高校に入学した。〈サッカー狂〉な家族の影響を受け、幼い頃からサッカーを続けていたが、自分に才能がないことを悟り、新たに打ち込める「何か」を探していた新二。一方の連は、中学2年で全国大会の100m決勝に進んだ経験がありながら、練習嫌いの根性なしという体育会系にあるまじき飄々とした性格ゆえ、陸上から離れ高校でも部活動に興味を示そうとしない。新二はそんな連がはがゆくてならなかった。
そんなとき、入学最初の体育の授業で、新二と連は50m走を競うことになった。本気の勝負。50mは本当に一瞬で、連は5秒台でゴール。新二は真剣に連に陸上部に入れと命じる。 (ダカーポ、2007年1月3・17日号書評、p.118より)
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