何かある前に…

…念のために書いておきたい。この週末、久々に出た不整脈が気になっている。土曜日の生活は少々慌しかったけれど、夜はしっかり睡眠も取ったし、日曜日も最近恒例となってしまっていた休日出勤も控えて自宅でゆったりと過ごした。お陰で今は少し治まっているが、昨日の午後、10年前の海外勤務時代の関係者の集まりで新宿御苑に行った際は、ちょっと痛いなという感じがあった。

疲れがたまってくると時々出てくる症状なので、休養をしっかりと取れば今回もなんとかなるだろうとは思っている。でも、今週一杯は正念場であり、金曜午後に行われる社長ブリーフィングと、それに向けた資料の作成の締切が水曜日であることから、かなりしんどい1週間であると予想がつく。おまけにその水曜日に至るまで、月は知人の歓送会、火は地元の国際交流協会のブレーンストーミングが予定されているために、あまり残業もできない。今月初旬に辞めた部下の残していった業務も待ったなしで進めていかねばならない。だから、どこかで時間を上手く作らないと、水曜日の締切に間に合わなくなる恐れが大きい。

そんな計算があったため、今晩は、子供達が就寝した午後9時30分以降、近所のファミレスに籠って2時間半近くレポートのチェックをしていた。このレポートのチェックというのも、辞めた部下の置き土産である。匿名だから敢えて書くが、外部の有識者に書いてもらったこのレポート、信じられないくらいに出来が悪い。70頁強という分量だが、ひどい時は1頁分チェックするのに30分近くもかかってしまうことがあるくらい、赤ペンを入れまくることになる。それなのに、相手はその道では我が社への影響力が強い「大御所」的存在の方なので、いい加減に書かれても強く言えない。部下が辞める原因は健康上の問題だったのだが、健康を害する一因となったストレスは、このレポートの第1ドラフトの出来の悪さがもたらしたのではないかと思うくらいだ。

明日、執筆者に会ってチェックした箇所を伝えるつもりでいるが、これまでの経験から、言い方は悪いが「馬鹿に何を言ってもわかってもらえない」というのが予想できており、これが来るGWに持ち越して自宅のPCを使い、読むに耐える文章に直す作業になるだろうと思っている。（こういう作業を管理職がやるってのは、労働単価から言ってあまり好ましくないんだろうけど、振れる相手がいないんだよねぇ。）

今週を乗り切ったら、GWはすぐ目の前である。仕事は持ち帰る形での連休入りだけど、少しぐらいは仕事のことが忘れられないかと思わずにはおれない。

不整脈の件、何か起こった後では遅いので、念のために本ブログにも書いておきたい。

▲コミセン図書室で借りてきて、今読んでいる本です。当たり前のことしか書かれていないんだけど、こういう説得的な文章とか、読みやすい文章とか書くのって意外とできてないんだよねぇ。有識者と呼ばれる方々も、是非初心に帰ってこういう本も読んでみて欲しいヨ。