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豊島たづみ『とまどいトワイライト』 [テレビ]

今日、課の歓送迎会で市ヶ谷の能登料理のお店「きときと」で大いに盛り上がっていた時、ふと気付いたら標題の曲がかかっていた。

1979年のヒット曲。1979年1月から3月まで放映されていたTBSの木曜ドラマ(午後10時~)『たとえば愛』のOPでかかっていた。僕が中学3年の受験勉強真っ盛りの時に、なぜか観ていた夜10時のドラマで、ラジオの深夜番組のDJ・九条冬子役を大原麗子さんが演じてた。ドラマの中味までは覚えてないけど、OPで冬景色の中を走る列車の車窓からの移り過ぎる情景がやけに印象的だった。


豊島は、東武東上線、西武池袋線沿線に住む10余年前の独り暮らしOLに人気があった「暗め・なげやり風」ニュー・ミュージック歌手。
低音でハスキーなけだるい雰囲気のヴォーカルは、都会的でオシャレなラヴ・ソングにぴったり。
都会的冷たさと気だるさと…そんな彼女の声と曲を聴きながら、まったりと夜を過ごすのが好きでした。
彼女の音楽をジャンルで言うと、何だろう?おそらく歌謡曲というところになるのだろうか。ただ、彼女の音楽のバック・ボーンは、マイケル・フランクスやボサノバ、サンバと言ったブラジル系の音楽である事は明白である。(中略)静かなカウンター・バーで酒を飲みながら、ジャケット写真のような照明の中でしっとりと聴きたくなるような、そんな1枚である。(標題の曲のことではないけれど…)

ではどんな歌詞だったかというと、次の通り。

笑い過ぎた後 ふと気が抜けて
指でもてあそぶ カクテルグラス
映画の話も そろそろ尽きて
店を変えようと 誰かが言い出す
とまどいトワイライト 心が揺れる
とまどいトワイライト 私が揺れる
このまま帰っても このまま帰っても
誰も居ない部屋のドアを
あける音を聞くのが辛い

ターンするたびに 人にぶつかり
ガラスのフロア 汗がこぼれる
一晩くらいは 挨拶がわり
付き合わないかと あいつがささやく
とまどいトワイライト 体も揺れる
とまどいトワイライト 私も揺れる
ひとりで帰れば ひとりで帰れば
火の気のない部屋の闇の
歌う声に怯えるだけ

「どんな曲ですかぁ?」と隣りで飲んでたスタッフに聞かれたけど、きっと知らないだろうからと真面目に答えなかった。今から27年も前となると、せいぜい赤ん坊か幼稚園児だろう。

中3の時に聴いてから、次に聴いたのは1984年の1月か2月のこと。当時は学生寮に入っていて、寮が閉鎖される直前でいつも入り浸っていた先輩の部屋で、窓の外の雪を眺めながら聴いた。先輩の好きな曲だという。

その後は1992年夏。「豊島たづみBest Selection」というCDを目黒駅駅ビル内の音楽店で偶然見つけ、衝動買いした。

今日は帰りも遅かったけど、懐かしくなって今「とまどいトワイライト」を聴いているところだ。


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コメント 1

masato

[とまどいトワイライト]この歌が大好きです。
by masato (2008-07-01 13:59) 

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