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新年早々、ルイがまたやってくれた! [家族]

子供の成長は見ていてとても楽しい。

うちの末っ子ルイは、去年の後半から逞しさを増しており、兄貴・姉貴にも喧嘩で負けていない。気に入らなければ叩くし、怒られれば聞かないふりをしたり、取りあえずは床に突っ伏して泣いたふりをして嵐が去るのを待ったりもする。かと思えば1人でいなくなり、気がついたらお姉ちゃんがクリスマスパーティでもらったお菓子を勝手にくすねて空っぽにしてしまったりする。少し前には、ママの携帯電話を勝手にいじって職場にいる僕のところに電話までかけてきた。

ちょっとでも何か「オイシイ」ものを見つけると、すぐに自分でも挑戦しようとする。僕の故郷に帰省している間も、茶箪笥の上においてあったクッキーを僕がつまみ食いするところをルイに目撃されたら、ルイはその後実力行使に出て、鏡台の椅子を茶箪笥の前に持って来て乗って菓子箱を取ろうと試みた。お爺ちゃんがみかんをどこから出してきたかを見たルイは、1人でその部屋に侵入して勝手にみかんをくすねた。そして、ルイのいたずらの最たるものは、今日の午後あったこんな出来事だった。

居間でテレビドラマを見ていたら、家の裏手で車のクラクションが鳴った。僕のワゴン車が車庫を塞いでいて入って来れない車でもあるのかなと思い裏に出てみても、誰もいない。振り返って車庫のいちばん奥に停めてある母の軽自動車を見ると、運転席のドアが開いている。でも運転席には誰も見えない。

もしやと思って軽乗用車に近づいてみると、案の定、ルイが運転席にふんぞり返り、得意げにハンドルを握っていた。しかも、お姉ちゃんの靴を履いて…。いつの間に脱走したのかはわからないが、玄関にあったお姉ちゃんの靴を履いて、裏に回ったようだ。それにしても、いつから母の軽乗用車に興味を抱いたのだろう。そして、どうやって運転席のドアをあける方法を覚えたのだろうか。幸い大事には至らなかったが、母の軽乗用車は鍵がついたままになっていた。これでどこかでルイがエンジンのかけ方を覚えたりしたら、エンジンを自分でかけてしまい、大変なことになっていたかもしれない。

その好奇心は立派であるが、こんな形で苦労させられたことはお兄ちゃん、お姉ちゃんの時にはなかったことで、かなり心配だ。今年もルイには振り回されそうで怖い。

一方で、お兄ちゃん、お姉ちゃんの立派なところにも触れておく必要もある。実家で過ごしたこの4泊5日の滞在期間中、2人は朝起きたら先ず公文の宿題をこなし、それからいとこと遊び始めるという生活パターンを堅持した。これはこれまでの帰省ではなかったことで、今までなら最初はそうしていても途中で必ずくじけていたところである。彼らについては、少なからず分別がついてきたようで、これは僕達にとってはとても嬉しい出来事であった。普段子供と接する機会が週末ぐらいしかない僕にとっては、成長した子供を垣間見れるとても貴重な休日でもあった。


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コメント 1

私も皆がとても成長していることを実感しました。 楽しみですね
by (2006-01-03 22:19) 

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