幼稚園の「親子木工」に行ってきた。

今日は、娘の幼稚園の年長親子木工に出かけてきた。幼稚園年長組対象のイベントである。ちょうど2年前に長男の親子木工も経験した。その時は米国勤務の単身生活から帰国した翌日のイベントで、何が何だかわからない中でいきなり駆り出されて長男と輪ゴム鉄砲を作った。

その時の経験もあって、今回は事前に何を作りたいか娘や妻と相談し、本棚と決めた後、妻が東急ハンズで簡易木工のキットを購入しておいてくれた。（こういう時に機能しないのが、仕事でがんじがらめの今の自分の情けなさである。）それを寸法通りにノコギリで切り、金づちで釘を叩けばはいおしまい――の筈だった。家を出る前、定規と鉛筆が必要だと気付き、それも持っていく道具に付け足した。

しか～し、失敗したのは木工ボンドを持って行かなかったこと。幼稚園側で用意しておいてくれるということだったのでまあいいかと思ってそのまま作業を始めたのだが、誰がどこで使っているのかわからず、ボンドを使ってパーツを接着させる作業が捗らなかった。おまけにようやくボンドを見つけた時には殆ど中身が入っておらず、結局、ボンドなしで大半の作業をやってしまった。

次の作業は塗装であるが、娘が塗装を始めたとたん、空は黒い雨雲にペイントされ、大粒の雨が落ちてきた。折角塗り始めたところも、雨でにじんでしまい、娘が描いたハートマークも何が何だかわからない状態になった。

にじんだ箇所はオレンジ色で塗りつぶし、取りあえずの作業は終了して帰路についた。家に帰ってから木工ボンドを使って多少の補強を施した。

娘はこれを自分の勉強机の上に置くという。是非この棚を活用して、少しは部屋を片付けて欲しいものである。

それにしても、親子木工を経験すると、帰国して今の部署に来てから2年が経過したのだなと感慨もひとしおだ。よく自分の体はこの2年間耐えたものだと感心する。