SSブログ

運転免許証更新 [地域愛]

今日は運転免許証の更新のために、府中の運転免許試験場に行ってきた。ここは朝8時30分から受付開始なのだが、ちょっと20分ほど遅れていったら、受付前は大行列で、誰もが朝のうちに済ませてしまおうという皆の考えが透けて見える。こんな手続、オンラインで済ませて新しい免許証が郵送で送られてくるようになったらどんなに楽だろうと思う。警察庁ももう少し電子政府「e-Japan構想」の実現に本気で貢献することを考えてくれたらとも…。

長い行列を我慢して手続を進めていくと、最後にまっていたのは2時間の講習である。なぜ2時間かというと、僕は米国の免許から日本の免許に書き換える際に提出書類に不備があり、新規取得扱いにされてしまったからだ。(その時の対応にも融通が利かないと思ったものだが。)今回は免許取得後の最初の講習という扱いで、2時間も講義を聞かされた。

前回もこの講習を受けた際に思ったのだが、今どき標語を習字で書いて黒板に貼っておく感覚は理解し難い。おまけに黒板の周囲にはいろいろなポスター。活字メディアもただ貼っておけば皆が読んでくれるというものでもないと思う。ディスプレイを1点に集中させ、パワーポイントにDVDも組み合わせて全てプロジェクターで投影すれば、もっと効果的なプレゼンができるのではないかと思う。それが習字じゃ、習字のできるシニアの交通警察官の延命措置のように思えてしまうのもいたしかたない。

僕が今まで見てきた官公庁のオフィスの中で、最もOA化が遅れているのが府中の運転免許試験場である。

ただ、最後の10分間に見せられたビデオは身につまされた。交通事故で家族を失った家族のその後を描いたもので、最愛の家族を突然失ったことをどのように受け止めているのか、現実とどのように向き合っているのかについて扱っている。講習会場ではすすり泣く音も聞かれたくらいで、2時間も講習せずとも、この15分のビデオを上映するだけで相当強烈なインパクトを与えられるのではないかと思った。今日は午後に車を運転する機会もあったのだが、家族のことを考えたら制限速度を超えるスピードはさすがに出せなかった。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:moblog

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0