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『ドラゴン桜』放映終了 [テレビ]

90年代のトレンディドラマ全盛期に独身生活を過ごしてきた自分としては、結婚して、子供が生まれて、関心持って見れるテレビドラマといえば学園ドラマだ。子育ては試行錯誤の繰り返しで、何かしらヒントがドラマに転がっていないかななどと淡い期待を抱いたりもした。そういう意味では、『ドラゴン桜』は示唆に富んだドラマだったと思う。自分がどのように大学受験や語学の勉強をしてきたのかを振り返りつつ、最近学んだ右脳の機能促進による効果的な学習法をどのように実践したらいいのか考えたりもした。ビデオ録画して、小学生の長男と一緒に見た。久々に楽しくドラマを見させてもらったと思う。

「世の中に越えられない壁なんてねえんだ」

「おまえら、自分の可能性を否定するなよ」

大事にしたい桜木弁護士の言葉だと思う。結局、特別進学クラス5人のうち、東大合格者は3人だったわけだけれども(現実的な落しどころだと思う)、自分には無理だという壁を勝手に作らずに1年間東大合格目指して取り組んできたらこの成果だという点には、親子ともども納得しながら見ることができた。親としては、所詮自分の子供はこの程度なのだなどと思わずに、どうせ挑むなら最も高い目標設定をしてみるのみいいのではないかと思う。(個人的には東大よりも京大の人間に魅力を感じるけれども。)

人間の環境適応能力はすごいと思う。とても付いていけないと思っていても、1年もいれば体も頭も環境に慣れて、普通にできるようになっていく。だから、自分ではとても到達できないという高い目標設定をすることは良いことだと思う。

僕の周りにも東大出身者は何人かいるが、すごい勉強をしたか、余裕で合格したかはともかくとして東大に入った人間が、その後の過ごし方でより社会的に評価されるようになるケースと、評価がされなくなるケースと両方あり得ると感じる。従って、高い目標設定をして実際に目標を達成できたとしても、そこから先の生き方がさらに問われてくるようにも思う。桜木弁護士は、ドラマの中で、東大合格を「プラチナチケットを手に入れること」と例えているが、実際にそのチケットを手に入れてそこからどこに向かうのかは、乗車できた各人によるところが大きい。

そんなことを感じながらドラマを見てきた。

最後に、このドラマを見て、暫くお休みしていた「マインドマップ・ノート術」の実践をこの際もう一度再活性化させたいと思うようになった。子育ての話だけではなく、僕自身の生き方についても、このドラマに背中を押されたところがあった。
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