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この週末も自己嫌悪で暮れる・・・ [自己啓発]

昨年末から年初にかけて、週末の度に体調を崩すことが多かった。年度末近くになって週末も常時仕事している状態に陥ったのでその間は忘れていた症状だが、週末に気を抜いて睡眠をいつもより少しだけ多めに取るとすぐに症状が出る。土曜日の朝は両肩の凝りがひどくて午後になると頭痛に発展し、気分悪い状態で夜を迎え、早めに就寝せざるを得なくなる。朝は当然起きられない。日曜日の夜頃になってようやく体調が戻ってくるといった状況だ。

今週末は、久しぶりにそういう症状になった。平日の仕事は以前よりは余裕があると思うが、今週は所用で早めに退庁することが多かったので、本来今週中に終えておきたかった仕事をいくつかあった。加えて、木曜日夜の市国際交流協会の委員会で、ホームページ用の原稿作成を引き受けざるを得なくなってしまった。

言ってみればいつもよりも余計に仕事を持ち帰る週末だったわけだが、土曜日は娘の誕生日が金曜日だったこともあって幼稚園の月例誕生会に始まって夜は祖父母を招いてのホームパーティーだった。体調が悪い中で夜も久々に度数高めのベルギービールを飲んだりしたので、夜更かしして仕事をやろうという気力もなかった。今朝も起きたらもう6時で、すぐに子供たちが朝の「ゴールデンタイム」を過ごそうと起きてきた。そんな調子で始まってしまった今日は、昨日よりは体調がましだったが、1日中子供の相手をして過ごした感じで暮れてしまった。

平日に仕事のケリが付けられずに週末に自宅に持ち帰るようなパターンは今の部署に来てからずっと変わらない。たいていの場合は想定した作業量の5割にも満たない作業しかできずに自己嫌悪の中で月曜朝を迎えるのである。フォトリーディングの集中講座を取って少しは生活パターンが変わるかと期待したが、多くの仕事はコメント依頼への対応なので、結局精読せねばならなくなる。それが平日だと会議だの打ち合わせだので思ったように時間管理ができず、数が多すぎて残業を多少頑張ったくらいでは減らないという状況なのである。

この週末は、どう頑張ってもやってる時間が作れないのではないかというのは土曜日朝の体調の悪さで大方想像がついてしまった。妻だって日頃の子育てで疲れているし、いくらなんでも「今日1日は仕事やらせて」といって快くオフィスか図書館へ「休日出勤」させてくれるなんて考えにくい。結局多少でも書類を読む時間というのは作ることができず、2日間を終えてしまった。

発想の転換が必要だ思う。どうせできないことがわかっている週末の持ち帰り残業なら持ち帰らない方がまし。そういうふうにしようと思ったら、平日の生活パターンのどこをどう変えたらよいか、少し考えてみたいと思う。

明日の朝の出勤はつらそう・・・


読みたくない文献を集中して読む工夫 [自己啓発]

GW後半は6日に休暇を取って合計6連休にした。でも6日も休んでいるとズルズル先延ばしにしていた仕事もそろそろちゃんと目処を付けておかないと周囲に迷惑をかけるんじゃないかと心配になってくる。だから、実のところ幾つか連休中に仕上げようと思っていた仕事を持ち帰っていた。

たいていの場合、休日前に持ち帰った仕事は休日の家族サービスに追われて想定していたものの3割程度できて御の字で、休日明けの出勤は自己嫌悪にさいなまれながらすることになる。

今回持ち帰っていた仕事の中で最も厄介だったのは、ある研究者に委託していた研究レポートのドラフトにチェックを入れる作業だった。最初から英文で書かれたドラフトである以外はページ数にして56ページと大したことはなく、GW前にできれば済ませてしまおうと考えていた。ところがこれが相当に雑な文章で、ネイティブチェックが入っていないために語法や文法上の間違いや用語の不統一が甚だしく、見出し・小見出しが少ない上に各段落の頭にキーセンテンスがないため、とにかく読みづらい。言いたいことが見出しづらいし、スラスラ集中して読めないのである。スラスラ読めないから当然集中も続かない。GW前に終わらせるどころかとうとうGWに突入してしまい、さらにGWも終わろうとしているのに、チェックをしきれていない。

自分が出会った中でも五指に入る悪文であるため、いかに仕事だといってもなかなか読む気になれなかった。しかし、連休も終わればすぐにコメントを出さねばならない。仕方がないから7、8日の両日はかなりの時間をチェックに費やすことにした。

そこでボクが考えたのは次のような方法だった。

  1. 制限時間(例えば5分とか)を設ける。
  2. 制限時間を過ぎたら休憩を入れる。
  3. これを何度か繰り返す。

そもそも集中できないからダラダラ読んでいたら30分で2ページも読めない文章だ。それでも公開されるレポートだからちゃんと一字一句吟味しなければならないので、それだったら5分集中して5分休憩するのを3セットやって30分費やしても、ダラダラやっているよりはスピーディに読めるような気がする。実際、これをやってみたら5分どころか15分以上集中して読めたので結局最後の11ページをかなりのスピードで読みきれたのである。(読んだ後は、電子ファイルにコメントを書き込まなければいけないので、そちらの方は時間がかかっていて未だ終わっていない。)

これはなかなか良い手だと思うので、職場でも実践してみようかと考えている。

 


フォトリーディング短期集中講座 [自己啓発]

GWの前半の3連休、「フォトリーディング」という一種の速読の短期集中講座を受講した。

フォトリーディングは、その名の通り、本の各ページを写真撮影するかのごとくイメージを脳の深層に取り込み、その中から自分が欲している情報を拾ってきて分析して答えを導き出す手法で、左脳と右脳を合わせた脳全体の機能を最大限活用することが鍵となると僕は理解している。

2001年夏に米国のFMラジオ放送でその存在を知り、あまりのスピードに驚愕してなんとか身に付けられないかなと思っていた。当時は、仕事上英語の文書がスラスラ読めるようになりたいという期待があった。でも、このフォトリーディングの手法を考案したポール・シーリィの著書を読んでも、どうやってやったらよいのかあまりよく理解できなかった。一時帰国した折に彼の著書の邦訳『あなたもいままでの10倍速く本が読める』も読んでみたが、やっぱりよく理解できない。結局、何も学べないままに本帰国し、今やっているような研究職に就いたのだが、職種が職種だけに情報収集と分析が普段の仕事になり、その上に組織文書が毎日回覧で回ってくるし、メールの数もかなり多い。自分がいざ執筆するという段階になるととにかく他のことまでなかなか手が回らず、メールに返事がすぐにできない、書類がどんどん机の上に積み上がっていくという悪循環に陥った。

これではいけないと気は焦るものの、毎晩終電近くまで残業してそれでも電車の中で読める資料を持ち帰り、週末も何かしらの読み物を持ち帰る、そして、結局読了できずに月曜日の朝は特に自己嫌悪の中出勤する―――そんな生活の繰り返しになった。だから、今年の年明け、自分の執筆分担分にある程度の目途が立ったところで、そろそろ現状打破のために何かをやりたいと考え、再びフォトリーディング習得に挑戦してみようと思い立ったのである。

講座自体は速読のテクニックというよりも、いかにして脳を活性化して潜在的機能を働かせるようにするのかが中心だった。普段使わない機能を使っているために、講座も続けていると頭が熱くなってきたり、なんだかやれそうな自信が湧いてきたり、自分の体と気持ちの中に変化が起きてきているのではないかというのが何となく実感できる。講座を受けた翌日の通勤途中、普段何の気なしに歩いていて存在すら認知していなかった看板や道路標識がやたらと目に飛び込んできたり、前を向いて歩きながら自分の両側の風景の移り変わりを感じたり、視野が拡がったような感覚がある。

それ以上に驚きだったのは、受講していた殆どの方の猛烈な自己変革への意識である。成功への執念ということもできるかもしれない。ビジネスで成功しよう、お金を儲けて世界一周旅行に行こう、政治家になろう、などといった非常に強い将来設計と信念を持っておられた。それらに触発されたわけではないが、僕は仕事上の書類のリーディング速度を上げて仕事の処理能力を強化し、それによって勤務時間を短縮して持ち帰り残業をなくし、浮いた時間を家族と過ごしたり仕事とは全く異なるジャンルの読書に充てたり、地域社会の自分なりの貢献の時間に充てたりして、人間としての「幅」を拡げられたらとは思っている。このままでは仕事のことしかわからない、仕事のことも一部分しかわからないつまらない人間になってしまいそうな気がするから・・・

3日間集中講座を受けたからといってすぐにフォトリーディングがスラスラできるようになるわけではない。インストラクターによればこれから3週間継続することが大切なんだとか。まあ、仕事上読む文献には事欠かないわけだし、なんとか続けていければと思う。

今日はGW後半の連休初日―――最初にやったことは、家の掃除。そしてフォトリーディング用の机を確保することだった。

関連URL http://www.photoreading-japan.com/


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