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静かな朝(ボパール) [旅行]

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クリスマスの夜からマディア・プラデシュ州のボパールという町に来ている。只今ボパールで最初の朝を迎えたところ。デリーでは絶対味わえない風景。湖面に映る対岸の建物や地形が、日の出とともに徐々に見え方が変わってくるのをボーっと見て過ごした。

静かな朝である。都会のラッシュアワーの喧噪もなく、通りを歩く人もさほど多くはない。

昨夜は同宿のJICAの専門家と23時過ぎまで話し込んでいたが、その後すぐに就寝した。ぐっすりと寝て、朝まで目が覚めなかった。インドに来て1年半になるが、こんなにスッキリとした朝は迎えられた記憶があまりない。

この冬休みを取るために、最後の3日間は相当無理をした。いや最後の3日間だけではない。12月は最初からエンジン全開で、実は集中力がかなり落ちたのを実感していた。集中できないのに仕事は山積みだったから、イライラもかなりつのった。夜も熟睡したことはあまりなく、よく寝付けなかったりうたた寝したり途中で目が覚めたり、そんなのを繰り返していた。

それでも懸案だった仕事はほぼ片付け(1つだけ残してこの冬休み中にやらなければいけないが)、後に憂いを残すものはない。

家族は日本に帰国中である。この冬休みは自分のためだけに使いたいと思う。
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サールナート(その3) [旅行]

サールナート観光地の紹介も今回が3回目にして最終回としたいと思います。今回はサールナートのランドマークであるストゥーパ(仏塔)とその周辺の遺跡群をご紹介します。

ダメーク・ストゥーパ
Dhamekh Stupa

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サールナート(その1) [旅行]

11月に両親一行を案内してウッタル・プラデシュ州の仏蹟観光をした話はこれまでも少し述べてきたが、クシナガルについて紹介した後忙しくて間を開けてしまった。順番的には次はバラナシなのだが、バラナシの写真は結構多いので、その前に11月20日(木)に訪問したサールナート(Sarnath)の写真を幾つか紹介していきたいと思う。

サールナートはバラナシの郊外約10km程度のところにある仏教四大聖地の1つである。ブッダが初めて説法を行なった場所(初転法輪の地)として有名。そこで先ず訪問したのが次の寺院。

ムールガンダ・クティ寺院
Mulagandha Kuty Vihara

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クシナガル(その4)+ムンバイ連続テロ事件 [旅行]

ムンバイ連続テロで犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。また、今この瞬間も事件の解決や負傷者の看護、関係者の安否確認等で現場や対策本部等で詰めておられる皆様にもお見舞い申し上げたいと思います。そういう私も今朝は4時30分起きで、7時に自宅を出てバスでオフィスに向かいました。情報収集のためです。

それはともかく、今回はクシナガルで撮った写真コレクションの最後である。

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朝もやにけむるクシナガルの農道である。ここから気付くことは、第1に女学生の自転車姿。これはデリーでは殆ど見ることができない光景である。勿論日が出て明るいから安心して女子でも外出しているのだろうが、すがすがしさを感じさせる。但し、こうした地方での教育機会があったとしても、アーナンダ病院の看護師は簡単には確保できないのだ。

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クシナガル(その3) [旅行]

クシナガル紹介の第三弾を紹介する。
昨夜両親ご一行は無事帰国の途についた。


ラーマーバル仏塔
(Ramabhar Stupa)

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ブッダが入滅した後、火葬された跡に建てられたという仏塔(ストゥーパ)である。
入場は無料で、誰でも簡単に入れる。

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クシナガル(その2) [旅行]

クシナガルの写真第二弾は、クシナガル観光の目玉スポットを紹介することにする。


涅槃堂
(Nirvana Temple)

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クシナガルは仏教4大聖地の1つ、釈迦入滅の地である。


『地球の歩き方』には、豆知識としてこんな記述がある。
 教えの旅を続けて80歳に達したブッダは、身体の衰えを感じ、長年つき従った弟子アーナンダひとりを連れ、故郷を目指して最後の旅に出た。にぎわうヴァイシャーリーの都を過ぎ、バーヴァー村で鍛冶屋の息子チュンダのもとに滞在した。このときチュンダが供養した食事をとり、激しい苦痛に襲われた。赤痢の症状が起きたようだ。病を押してブッダはクシーナガルへと足を進めた。故郷カピラヴァストゥの方向を目指したとも考えられる。
 当時マッラ族の都であたクシーナガルの郊外、サーラ樹(沙羅双樹)の林に入ったブッダは、2本のサーラ樹の間に横たわり、再び起きようとはしなかった。
 嘆き悲しむ弟子たちに、「自分なき後も自らをよりどころとし、また法(真理の教え)をよりどころとするように」とさとし、教えについて疑問の点があれば尋ねよと2度3度うながした後、「もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成なさい」という言葉を残して、ブッダは目を閉じた。
 そのときサーラ樹は時ならぬ花を咲かせて、この偉大な師の遺体を飾ったという。
[出所] 『地球の歩き方06~07』、p.211

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クシナガル(その1) [旅行]

今後何回かに分けて旅先で撮りためてきた写真を紹介していきたいと思う。11月17日夜から20日夜にかけて、ウッタル・プラデシュ州北東部にあるクシナガルとバラナシを旅してきた。先ずはクシナガルで撮った写真から紹介する。

マータ・クンアル祠
(Matha Kuar Shrine)
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この祠は、自らの死期を悟った釈迦が
最後の説法を行なったといわれる場所に建てられている。

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ネパールに思いを馳せる [旅行]

23日(金)、僕の銀行員時代の先輩であるKさんが出張で東京に来られた際、わざわざ市ヶ谷まで来て下さったので、昼食をご一緒した。Kさんは今でもその銀行にお勤めで、重要なポストに就かれている方だが、子育てに手がかからなくなったのを期に地域のNGO活動に積極的に関わっておられる。
 
そのKさん、支援されているNGO活動で現地滞在されている方を訪ね、昨年末ネパールに行ってこられたそうだ。1週間の滞在で、カトマンズの他に、ポカラ観光やカトマンズから東にある村でのホームステイなどをされた。その時の写真を見せていただいたりしてお昼を過ごした。
 
お話を伺っていて、懐かしさにかられていた。丁度10年前、ママと僕はカトマンズに滞在していた。途中からミッキーも加わり、彼が1歳の誕生日を迎える直前まで、約2年半滞在した。
 
ミッキーの命名の由来自体がネパールにある。今はマオイストの活動が活発で、日本人が入れないようになっている西部の山を思い浮かべながら、森の木々を大切にするように、人に対して優しい男になってほしいと思って名付けた。そして、ミッキーが10歳になった頃に、もう一度彼を連れてネパールを訪問したいと思っていた。そして、なんでミッキーの名前を「○○○」と付けたのか、言って聞かせたいと思っていた。実は今年がその10年目に当る。いつか連れて行かなければなぁと思ってはいるが、行けるかなぁ?
 
Kさんのお話を聞いていて、なんだか懐かしくなってきた。この前の週末にネパール料理のレストランに出かけて、ちょっと忘れかけてたネパール語を思い出したこともあるし、また行ってみたいと思い始めたところである。
 
今日は昔集めたネパール関係の図書を紹介してみたい。
 
ネパール王制解体―国王と民衆の確執が生んだマオイスト

ネパール王制解体―国王と民衆の確執が生んだマオイスト

  • 作者: 小倉 清子
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 単行本

▼小倉清子さんの最近出された本が上のものだが、小倉さんといえば下の本で有名である。とても読みやすい書きぶりで、臨場感たっぷりで一気に読めた。
  • 作者: 小倉 清子
  • 出版社/メーカー: 亜紀書房
  • 発売日: 1999/10
  • メディア: 単行本
 
▼次の1冊は、ママの知人の西野さんが書かれた本で、当時のネパール関係者の間ではかなり有名だった1冊である。ネパールからナマステ!
  • 作者: 西野 孝枝
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1996/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

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アンナプルナの写真 [旅行]

    

知人のKさんから送ってもらった写真です。ネパール・ポカラのフェワ湖に映るアンナプルナ山群の遠景。こうした姿を見ていると、なんか心が洗われていくような気がしますねぇ。Kさん、ありがとうございました。

    

もう1枚は、アンナプルナ山系のマチャプチャレのアップ。何度見ても美しい山です。

来年、ミッキーが10歳になった時、せめてミッキーだけでも連れてこうした山々を見に出かけられたらいいなと思っているのですが、時間作れるんだろうか…。


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徳山ダムスナップ [旅行]

先日、岐阜県の揖斐川最上流地域にある徳山ダムを見学した話を記事として掲載したが(その記事はこちらから)、その時に撮った写真を何枚かご紹介します。

 徳山ダム建設パビリオン全景

 

パビリオンの前にある重機のタイヤ。こんな大きな重機を揖斐の山奥に運び込むために、昔は崖沿いの細い山道だった徳山村への道は、トンネルも沢山ある立派な二車線道路になった。

 パビリオンの中にある地球儀。     

世界のロックフィルダムの立地が示されている。

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