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カトマンズ-働く人々 [旅行]

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《パタン旧王宮近くで見かけたナッツ売りのお姉さん》
以前も少し書いたが、こうやって屋台を引いてナッツやカット・フルーツを売っている女性を街角で頻繁に見かけるようになったのが10年前と比べての大きな変化である。起業のための小口融資、いわゆるマイクロファイナンスがそれなりに普及しているんじゃないかなと思う。因みにここのねーさん、ナッツ1袋を「50ルピー」とふっかけた。多分10ルピーぐらいだろうと思うが、写真を撮らせてもらうことも込み込みで15ルピーにまで値切って買った。

もう1つ気付かされるのは、この笑顔である。10年前との比較ではなく、僕達が今住んでいるデリーの人々との比較になるが、カトマンズの人々は明るい笑顔を見せてくれる。かたや北インドで笑っている人を見かけることは非常に少ないため、普段生活していても緊張感を強いられる。カトマンズの方が生活は不便な筈だがそれでも安らぎを覚えてしまうのは、物的にも金銭的にも貧しくても心が豊かなのかなという気がする。

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上空から見たエベレスト [旅行]

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以前デリーからカトマンズを経由してブータンのパロに向かう途中の飛行機の機内から撮ったエベレストの写真を紹介します。事務所の移転を直前に控えているため只今身辺整理の真っ最中ですが、こんな写真を入れたCD-Rが出てきました。
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ネパール旧王宮 [旅行]

僕は今年中にネパールに行ってみたいと思っている。10年以上前に住んでいたことがあるからだ。王宮にも入らせてもらったことがある。今度は子供達を連れて行ってみたい。
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バレンタイン、ようやく行ったタージ・マハル [旅行]

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ヒンドゥー原理主義者グループがバレンタインデーにいちゃいちゃしているカップルには「粛清」を行なうと宣言して全国的に厳戒態勢に入っていた14日(土)、家族でどこか行くなら問題ないだろうと考えた僕達は長らく懸案だったアグラへの日帰り旅行に出かけてきた。訪問したのはタージ・マハルとアグラ・フォート(城)。以前からギリッシュ・グプタ代表から「アグラに来るなら一度活動を見に来てくれ」とお誘いを受けていたRespect Age Indiaの高齢者支援活動見学は次回に持ち越しにした。さすがに日帰りでは僕自身の予定をぶち込むのに家族の理解が得にくい。

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コナーラクのスーリヤ寺院 [旅行]

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ネタが未だ新鮮なうちに年末年始の「山ごもり」の合間に訪れた世界遺産シリーズの第3弾を紹介しよう。オリッサ州プリーから海沿いに東へ35km行ったところにあるコナーラクのスーリヤ寺院である(スーリヤとは「太陽」という意味)。プリーからブバネシュワルに戻るのにタクシーをチャーターし、ついでに寄ってもらったのがこの寺院。プリーからコナーラクまでの道路は、北海道紋別市からサロマ湖に向かう途中の道路と雰囲気がとても似ている。そういえばオリッサ沿岸にあるチリカ湖も北海道サロマ湖と同じ汽水湖だし。僕が紋別~サロマのルートを走ったのは1992年のこと。ちょっと懐かしさを感じた。

スーリヤ寺院は13世紀のガンガー王朝末期の建立。建てたナラシンハー王は王妃とともにアフリカにまで行ったことがあるのだとガイドさんが言っていた。ここの遺跡にはたくさんの詳細な彫刻が地元産の砂岩に彫り込まれているが、中にはキリンの彫刻も存在する。今は本殿の基礎部分を残してかなりの部分が崩壊し、現存するのは拝殿部分だが、ここも20世紀前半のベンガル政庁の政策として中には入れないよう入口が塞がれている。本殿高塔は60~70mはあったと考えられているが、崩壊したのか、元々未完成だったのかは謎と言われている。ただ、この拝殿、本殿の壁に彫り込まれている彫刻は本当に細かい。これだけでも一見の価値ありである。

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《わかりにくいでしょうが、この車輪、日時計になってます》

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ベンガル湾の朝日(プリー) [旅行]

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大晦日にオリッサ州ブバネシュワルで寝込んでいた話は前回『冬の喝采』の記事でお話した通りだが、年が明けて元日の朝は予定通りプリーに移動して3日まで滞在した。

プリーはブバネシュワルから南東50km少々のところにある海沿いの町で、いわゆる「リゾート地」である。観光資源といったら非常に長い海岸しかなく、滞在型のリゾートホテルが多い。この時期でも最高気温は30℃をゆうに超え、夜も暖房など要らない。朝、昼、夕方と砂浜を歩き、体調の回復に努めた。2日は久々に2万歩歩いたが、砂地なのであまり足首に負担もかからなかった。地元の漁民の生活だけではなく、海辺の様々な生き物の生態も観察でき、何度歩いても飽きがこない海岸だった。海辺でボーっと過ごすだけでも良いかも。

日の出だけではなく、日の入りも同じ海岸で見ることができる。こんなにきれいな日の出は元日の朝に拝みたかったぐらいだが、同じことを考えていたインド人は多かったようで、大晦日の夜だけはホテルの予約が取れなかった。(早めにやらないといけません。)

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ビムベトカ [旅行]

ボパール滞在3日目。この日は南に足を延ばして46km南にあるビムベトカ(Bhimbetka)の遺跡群の見学に出かけた。ボパール周辺はまっ平らな平原地帯だが、それが南下していくと丘陵地帯が現れる。そして、その丘陵の頂上に変な形の岩が見え始める。そこがビムベトカである。

入園料は外国人の場合200ルピー、これに僕の場合はレンタカーを使ったために車の入園料として追加で100ルピーかかった。ゲストハウスの宿泊客から「ガイドを付けた方がいいよ」と言われ、実際ガイドについてもらったが、英語なのにしゃべり方が一方的で、専門用語を乱発されて何を言っているのかわかりづらかった。また、わからないからこちらから英語で質問しても、質問された内容がわからないらしくまともに答えてくれなかった。何年前の壁画かを尋ねるだけで非常に苦労した。

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サーンチー(その2) [旅行]

サーンチーの仏教遺跡の目玉はなんといってもストゥーパ(仏塔)だと思うので、紹介してみたい。写真の枚数が多いので、So-net Photoのスライド機能を使ってみたい。ご関心ある方は是非アルバムを閲覧してみて下さい。

《第1号ストゥーパ》
さすがに堂々とした佇まい。東西南北にそれぞれ塔門が設けられている。この塔門の彫刻には目を奪われる。ブッダが描かれているわけではないが、そうはいいつつもそれぞれの塔門にモチーフがある。以下は『地球の歩き方』からの引用。
北塔門: 菩提樹の下での瞑想など
東塔門: カピルバストゥ城を出る釈迦、夢を見るマヤ夫人
南塔門: 釈迦の誕生、マヤ夫人の出産の場面
西塔門: サールナートでの初転法輪

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サーンチー(その1) [旅行]

マディア・プラデシュ州ボパール滞在2日目、ゲストハウスでレンタカーをアレンジしてもらい、ボパールから北に46kmほど離れた村サーンチー(Sanchi)に出かけた。11月にはウッタル・プラデシュ州でクシナガル、サールナートと仏教聖地を巡る旅をしたが、ここサーンチーも別の意味で仏跡観光の目玉である。ボパール滞在の目的の半分以上はサーンチー訪問にあったくらいだ。

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サーンチーが有名なのは、アショーカ王の仏塔(ストゥーパ)がほぼ完全な姿をしているためである。上の写真はサーンチーのストゥーパの中でも最大の第1塔の西塔門から撮ったものであるが、何しろここのストゥーパは、形もさることながら塔門のレリーフが非常に充実している。これから何回かに分けて紹介していきたいと思う。

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静かな午後(ボパール) [旅行]

元々観光というよりも長期滞在して静かに充電したいという気持ちがあるので、今日は市内のシャムラ・ヒルズ(Shamla Hills)地区の住宅地内にあるゲストハウスからあまり遠くには行かなかった。午後は、シャムラ・ヒルズから一望できるボパール湖の畔まで急な階段を下りて行ってみた。

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水鳥が群棲し、ボートで遊べるちょっとした観光スポットではあった。湖というものをあまり見たことがなかったというのもあるが、鳥がいて人が湖上に繰り出せるスポットというのは新鮮だ。ボパール自体がそれほど大きな町ではないので、まだ生活排水で汚されるには至っていないのだろう。

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