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『流星と稲妻』 [読書日記]

流星と稲妻

流星と稲妻

  • 作者: 落合 由佳
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/09/13
  • メディア: 単行本
内容(「BOOK」データベースより)
熊のような巨体の阿久津善太は、授業で、もう一人の剣道経験者、蓮見宝と模範試合をすることになるが、小柄でおどおどしている宝に、あざやかに「抜き胴」を決められてしまった。クラスの中では「根性なしとビビり」と、からかわれている善太と宝は、剣を交えるうちに互いをかけがえのないライバルとして意識するようになっていく。
【MS市立図書館】
有名な野間道場が近くにある講談社から、剣道を題材にした子ども文学作品が出た。僕が読書メーターでフォローしている読者さんが、最近読了したとして挙げておられた1冊で、僕もそれにより本作品の存在を知った。

うちの末っ子は小6になってから剣道を辞めてしまったので、こういう作品を読ませる機会は逸してしまったが、小学生のお子様がいらして剣道をされている親御さんなら、おススメしたい作品だと思う。こういう、的確な助言と指導ができる絹先生のような先生がいらっしゃる道場は少ないのではないかと思われるが、勝ち負けじゃなく、人としての成長機会を与えてくれる剣道の良さを味わえる作品である。

こういう作品を読むこと自体、僕自身が少しばかり剣道に未練を感じている証拠なのかもしれない。

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