ここにもまたウィンタープログラム [ブータン]
【抄訳(www.DeepL.com/Translator(無料版)翻訳を筆者編集)】
冬休みで学校も休みになり、子どもたちは多く自由時間を得た。子どもたちが余暇を有意義に過ごせるかどうかは、保護者の共通の関心事。ゲレフで開催されたウィンターキャンプも、そんな方法の1つ。 1月20日(金)に終了したこのキャンプでは、様々な教育プログラムを紹介しながら、子どもたちは楽しい時間を過ごした。最終日には、いじめや依存症、差別といった現在の若者の問題を題材にした様々な寸劇が披露された。
10日間のキャンプでは、リーダーシップトレーニング、ダンスセッション、スポーツ活動、美術工芸品のクラスなど、一連の活動が行われた。
「環境保全や気候変動についても学びました。また、他県から来た子と交流することもできました。自分の才能を友達に披露することができました」「キャンプに参加して、自分の意見に自信を持ち、大胆になり、自意識が高まり、確信が持てるようになった」「異なる色が何を意味するのか、どのように友達を作ればいいのかを学びました」(参加者談)
このキャンプには、10歳から18歳までの40人の子どもたちが参加した。このプログラムは、Youth Development Fund(YDF)が毎年開催しているもの。
先日、全国各地のユースセンターが開催する冬期ユースエンゲージメント・プログラム(WYEP)の報道をご紹介したばかりだが、同じようなことを、YDFもまた行っていたことが報じられている。40人×10日間、「キャンプ」と銘打って全国から子どもを集めてきているだけあって、かなり大規模なプログラムになっているようだ。これだけの内容を盛り込もうとしたら、動員されたリソースパーソンもそれなりの人数になりそうだ。冬休み中のイベントだから、毎年ゲレフ開催というわけでもなく、南部地域での持ち回りみたいな形になっているのかもしれない。
少しだけ調べてみたが、YDFは夏休みにも同様の青少年向けプログラムをやっているようだ。2019年夏にはティンプーでも開かれていたのが確認できる。その時はファブラボ・ブータンも関わったらしい。
この報道を目にしたとき、最初の印象は、YDFの動きには要注意で、プンツォリンで何か開催されたら競合相手になるという危機感を持ったのだが、よくよく考えてみたら、YDFへの営業もやっておけば、プンツォリン開催の際にはファブラボCSTも利用してもらえる可能性があるということでもある。CSTの忙しい教員が、営業などたぶんやらないと思うけれど(苦笑)。