『日本酒がワインを超える日』 [読書日記]
内容紹介【Kindle Unlimited】
読んでから、呑むか?呑んでから、読むか? 純度100%。ノンフィクションのジェットコースター経営ストーリー! 日本酒業界の売上規模が右肩下がりの状況の中、渡辺酒造店は「エンタメ化経営」で駆け上がる! いつか「日本酒がワインを超える日」を夢見て。
岐阜県にある創業151年の酒蔵・渡辺酒造店は、30年間右肩下がりの酒造業界の中で、なぜ年商約400%もの成長を実現できたのか! ? そしてなぜ、国内最多の受賞数を獲得し、世界中で数々の賞を受賞するに至ったのか? 華々しくもユーモラスな軌跡とオンリーワンの手法のエッセンスを、経営ストーリーと共に語るノンフィクションビジネス経営書。いま、日本酒に必要なのは「エンターテインメント」であるとして、渡辺酒造店が実践する「エンタメ化経営」の秘密を紐解く。
以前、十六総合研究所『「女子」に選ばれる地方』(2022年9月1日)を読んだ際、収録されている岐阜県の企業代表へのインタビューの中で、渡邉酒造が紹介されていた。その際、同社の社長が出した本についても紹介されていたので、「岐阜県推し」の一環として、いずれ読んでみようと思っていた。
Kindle Unlimitedにラインナップされたのはわりと最近なのではないか。先々週気付いたので、さっそくダウンロード。ただ、別の本(『承久の乱』)も呼んでいたし、先週は仕事の上で気の休まる日がなく、連日22時過ぎまで確実に残業していたので、睡眠不足もいいところ。読込みのペースは上がらず、200頁ちょっとの分量だったのに、読了まで時間がかかった。節の区切りが比較的こまめで、小刻みに読み進めるにはちょうど良かった。