アモチュ道路の状況 [ブータン]
アモチュの新タウン区画整備事業とともに進められる筈だった道路は、ここ数年間ほとんど同じ状況にある。僕が最初にアモチュ橋まで行ったのは2018年7月。そして今年2022年6月にも、アモチュ橋を渡ってサムチまで足を運ぶ機会があった。その間4年が経過しているが、元々バンピーな道路に加え、雨期の移動だから穴ぼこには水が溜まり、深さが予想できなくなる。所々に「洗い越し」が存在し、雨期で水量がそこそこある川を車で横断せねばならなかった。
今年の移動では久々の車酔いも経験した。プンツォリンを出発してからすぐにアモチュ道路だから、ここで酔いがはじまると、残る2時間の行程は相当きついものになる。
車は泥だらけ。汚れるだけならまだいいが、サスペンションを痛める可能性だってあるし、頻繁に水に浸かればボディやパーツの劣化も早い。
4年間ほとんど変わらなかったアモチュ道路が、ようやく整備される、今月中には整地作業が始まり、来月中には舗装工事も終わるというのが道路局職員のコメント。まあ希望的観測で言っているんだろうから発言通りには進まないとは思う。年内ぐらいには終えて、政府高官が避寒で訪れる1月頃には見違える状態になっている―――ことを期待したい。少なくとも「雨」はもう言い訳として使えないだろうし。
タグ:プンツォリン