SSブログ

ここでも住宅不足 [ブータン]

住宅不足は続く:プンツォリン
Housing shortage continues in Phuentsholing
Rajesh Rai記者(プンツォリン)、Kuensel、2022年5月14日(金)
https://kuenselonline.com/housing-shortage-continues-in-phuentsholing/
pling-1.jpg
【要約】
過去2年間、パンデミックの影響で多くの住民がプンツォリンを去った。残った住民は住宅不足が改善されるのを期待したが、実際そうなっておらず、今でも適当な賃料で住居を確保するのは難しい。3ベッドルームのアパートだと、家賃は最低でも月1万5,000~6,000ニュルタムはする。

住居やオフィススペースの賃料だけでなく、レストランも同様。月5万2,000ニュルタムを要求されるケースもあるという。

家賃の下落が起きない理由は、オーナーが次のCOVID-19変異種の感染拡大がやってくるのを恐れているからだという。オーナーたちは、所有ビルの空きスペースを、商店の在庫保管倉庫として貸し出している。これはアパートが商業目的で使われているということであり、市当局はこうした商業活動に対して課税の捕捉ができていない。ちゃんと捕捉できれば、市の住宅問題の20%程度は解消されると見られる。

現在、タウンエリアの家賃は1万2,000~2万ニュルタム程度である。

しかし、住民側にも責任があるとの指摘も。オーナーの知らないところで、店舗スペースの売買を繰り返しているという。それがオーナーの知るところとなり、オーナーが家賃つり上げを測ったのだという。結局、高値でつかまされた最後の入居者が損をし、オーナーがいちばん儲けている。

あまり解説のしようがない記事なのだが、プンツォリンの現在の家賃相場がわかるので、あえて紹介させてもらった。すみません。今日はこれくらいで!

nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感