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気を吐く労働人材省 [ブータン]

3月、プンツォリンのコンサルティング会社2社が、労働人材省の外注する「ICTとオンラインフリーランシング」の研修業務委託を更新されなかったことを報じたクエンセルの記事を、このブログでも紹介した(「プンツォリンを取り残すな」)。では、この研修業務はプンツォリンでは行われなかったのかというとそうではなかったらしい。4月末に僕がプンツォリン入りして、CSTのキャンパス内を見学していた際、図書館棟の2階の教室を使って、まさにこの研修の修了式が行われているのを見かけた。

労働人材省の研修は、傘下の職業訓練校を会場として行われるだけではなく、「職業訓練(TVET)機関」として登録されている組織が全国各地で研修実施を受注し、各々の自前の研修スペースか、ないしは近隣の別機関の研修スペースを借りて行われている。大学の教室がこうした研修でも使われているというのはちょっと意外だったが、そういうのもあるのだと現場に来てみて初めてわかった。

さて、最近、この労働人材省のFacebookで研修受講者募集のポストが立て続けに挙がる。そうでなくても研修コースの開会式のグループ写真や、逆に修了式での受講生が修了証書をかざしたグループ写真がやたらと掲載されている。


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