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アモチュ橋、観光名所に [ブータン]

アモチュ橋、観光名所に
Amochhu Bridge becomes a tourist attraction
Kuensel、2018年12月20日、Rajesh Rai記者(プンツォリン)
http://www.kuenselonline.com/amochhu-bridge-becomes-a-tourist-attraction/

2018-12-20 Kuensel01.jpg
【抄訳】
全長175メートルのアモチュ橋は、地元の人だけではなく、国境を越えてやって来る人々にとっても、新たなお気に入りの観光スポットとなっている。国内で最も長い三次元放物線の鋼鉄製アーチ橋の特長と景観美が観光客を惹きつける。

19日に橋を訪れたディパヤン・マンダル(30歳)も初めての訪問だった。彼はプンツォリンと国境を接するインド側のジャイガオンからさらに100キロ以上離れたクーチ・ビハールからやってきた。「また戻ってきます。次は家族も連れて来たいです。」橋のロケーションだけでなく、古い吊り橋がその魅力をさらに高めていると彼は言う。ここはすべてが美しいと彼は称賛した。

ディパヤンをこの橋に連れて来たのは、彼の友人であるソウミク・ロイ(40歳)だった。「僕は二度目の訪問です。」ソウミク・ロイは、クーチ・ビハールに住む全ての知人にアモチュ橋の美しさについて伝えた。建設中の橋を訪ねた頃に較べると、アクセス道路も随分改修されたと彼は言う。「この橋の美しさは比類がありません。クーチ・ビハールでこんな風景を見ることはありません。」

ジャイガオンから来たというもう1人の訪問者ロニ・ビスワスは、今回が三度目の訪問。彼は既に家族や友人を連れてきている。「ここは気分がいい」と彼は言った。こうして国境を越えて来る人が多いのだから、入国管理局のチェックポストは自由に通過させて欲しいと彼は言う。橋はインド人にとっても良い観光地になっていくだろうと述べる。

アモチュ橋は2009年4月の着工から完成までに9年以上かかった。週末になると、プンツォリンに住む地元の人々も橋へとドライブに繰り出す。

午後遅くに、サムチからティンプーに向かうというソナム・ゲルツェンもこの橋に辿り着いた。彼もまた、写真撮影に余念がなかった。「橋の夜景も見てみたいです」と彼は言った。 「僕は日が沈むのを待っています。」エンジニアであるソナム・ゲルツェンは、7年間サムチで働いていて、橋が出来上がっていく過程を見てきた。 「月明かりの下で夜に橋が美しく見えるのだと聞きました。」

アモチュ橋チェックポストの警官と入国管理官によると、週末にはより多くの訪問者が訪れるという。橋はプンツォリンとサムチを国内でつないでいる。プンツォリン・サムチ間の移動距離は、インド側舗装道路を経由すると81.2キロあったが、今は57キロにまで短縮された。

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