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ソトコト2018年5月号「人の集まっている場所のつくり方」 [読書日記]

ソトコト 2018年 5月号 Lite版 [雑誌]

ソトコト 2018年 5月号 Lite版 [雑誌]

  • 出版社/メーカー: 木楽舎
  • 発売日: 2018/04/05
  • メディア: Kindle版
内容紹介
【特集】人が集まっている場所のつくり方~なぜそこに人が集まるの? 答えはここに!
地域に行くと気になるお店や施設が増えました。そんな中でも最近は「よろず性」の高い場所が生まれています。「よろず性」とは、カテゴライズされない包容力と“横断力"のこと。本業はカフェであったり、イベントスペースだったり、バーだったり本屋だったりするのだけれど、そのときの気分や、参加する人たちの嗜好や時間の移ろいなどで、かたちを変えて、人が吸い寄せられる場所。「よろず性」のある場所には、世代を超えてさまざまな人たちが関わり、まちが幸せになるおもしろいプロジェクトが誕生しています。今、人が集まっている場所には、新しいパワーがあります。全国の人が集まっている場所と、そのつくり方の特集です。

先週末、ティンプー、パロの1つ先の谷にあるハに行って、民泊を経験してきた。たまたまその宿泊先にブータン観光評議会(TCB)の方を含む何人かのエコツーリズム振興に関係しそうな方々が止まっておられたので、ボカリ(ストーブ)を囲みながらいろいろなお話を聞くことができた。

「JICAがビジターセンターをハに作ってくれたので、それが完成したらハもお客さんが増える」と、日本人の僕に対して感謝する声が多かった。このハのビジターセンターのことを日本では「道の駅」と称しているらしい。まあ名称はともかくとして、ハで会った多くの人が、「ビジターセンターができればもっとお客さんが来てくれる」という、受け身の楽観論ばかりを仰っているのが気になった。一度で訪問された人ならお分かりかと思うが、ハは閑散とした農村であり、市街地もあるにはあるが、歩けば5分で通過できてしまう。週末の野菜市場を除けば、人が大勢集まるようなこともない。観光客にしても、パロ、ティンプー、プナカの次じゃないと名前が挙がって来ないところだ。

この優先順位を変えさせる営業努力をしないと、観光客はハまでは来ない。特に、日本人の場合、欧米人よりもブータンでの滞在日数が少し短いため、余計にハにまで足を運ぶ時間的余裕がない。そういう状況の中で、「日本人もっと呼んできてよ」と振られてもね~。受け身の楽観論の根拠が僕にはよくわからない。

そんな中で、今週、『ソトコト』の最新号をキンドルで購入し、息抜きで読んだ。特集内容に惹かれたので即買いした。買って十分元が取れるぐらいに豊富な情報だと思う。特集で紹介されていた日本各地の取組みは以下の通りである。

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