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コカ・コーラとプラスチックリサイクル [ブータン]


【抄訳(www.DeepL.com/Translator(無料版)翻訳を筆者編集)】
プラスチック廃棄物管理の取組みを進めるため、クリーンブータンは今年、コカ・コーラ財団からプラスチック廃棄物の循環型経済を実現するための助成金を獲得した。

コカ・コーラ財団のプレスリリースによると、「Druk Larzo Thimphu」と呼ばれるプラスチックリサイクルプロジェクトは、廃棄物の分別と適切な処理に関する意識を高め、非公式の廃棄物収集家の知識と能力を向上させることを目的としている。また、このプロジェクトは、プラスチック廃棄物のリサイクルを通じて、労働者やコミュニティの持続可能な生活のための起業や雇用機会を創出することも目的としている。

クリーンブータンのNedup Tshering事務局長によると、このプロジェクトの目的は、すべてのブータン人に廃棄物を管理するための行動の変化と習慣について意識付けをすることだという。「コカ・コーラ財団の支援により、若者が起業し、リサイクル業を収入機会として確立できるようにしたい。」

「Druk Larzo Thimphu」プロジェクトは、1年間で25,000kgのプラスチック廃棄物をリサイクルし、啓蒙活動を通じて2,500世帯を支援することを目標としている。プレスリリースによると、このプロジェクトでは、特に廃棄物収集センターで、女性や若者の雇用機会を創出するのに役立つとされている。

国家統計局の2020年調査によると、ブータンではプラスチック廃棄物が廃棄物全体の17.1%を占め、生ごみに次いで2番目に多い廃棄物となっている。

コカ・コーラ財団のサーディア・マズベルグ代表は、このプロジェクトがブータンのリサイクル部門を強化し、包装廃棄物のリサイクルに役立つと述べる。同財団は、コカ・コーラ カンパニーの世界的な慈善事業部門。これまでに14億ドル以上の助成金を授与し、世界各地の持続可能なコミュニティ活動を支援している。

2月3日付全国紙クエンセルの記事から。以前も述べた通り、先月末にティンプーでひいた風邪がいまだに完治せず、体調の悪さを引きずりながら毎日を過ごしている。その間、うちのプロジェクトでも大きな行事が行われたりしたため、その対応もあってそれなりに多忙だった。そのため、この記事もチェックしてから1週間以上放置してしまっていた。

記事の内容は抄訳をご覧いただければ情報としては十分だけれど、以前ティンプーでこの市民社会組織「クリーンブータン」のツェリン事務局長と立ち話した際、コカ・コーラ財団からの資金支援の話は聞いていたので、覚書締結はもっと早期に行われていたのかと思っていた。

僕が注目しているのは、そのときのツェリン事務局長との立ち話の中で、この財団からの助成金で、ペットボトルを3Dプリンターの原材料となるフィラメントに加工する機械を購入するんだとおっしゃていたことだ。フィラメントにはいろいろな種類があって、その中にはPETGという、ペットボトルと同じ素材から形成されているフィラメントもある。

YouTubeの動画でもどんなメカニズムでフィラメントに加工できるのかわかるものがいくつかあって、その気になったらそんなメカを自作することだってたぶん可能なのだけれど、クリーンブータンがそんなスキルは持っていないので、今回は完成品を購入するらしい。実際導入されたら、写真の1枚でも撮って来てブログでご紹介したいものだ。
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