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永住権取得 [ブータン]


【抄訳(www.DeepL.com/Translator(無料版)翻訳を筆者編集)】
以前と違い、現在では多くのブータン人がオーストラリアの永住権(PR)の取得が可能なコースを選ぶ。永住権保持者になると、無期限で居住する権利、家族のオーストラリア入国を支援する権利、オーストラリアの国民健康保険制度への加入、不動産購入のための銀行ローン申請など、いくつかの特典が得られる。外務大臣によると、現在、海外に住むブータン人の数は、オーストラリアが最も多い。

長年にわたり、膨大な数のブータン人が勉学や仕事のためにオーストラリアに渡航してきた。その傾向からすると、近年、永住ビザを取得しようとする人が増えているようだが、それを裏付けるようなデータはない。

ブータン人の多くは、永住権取得のために、医学、工学、IT等のコースを目指すようになってきている。

「ブータン人は、オーストラリアに投資したいのではなく、オーストラリアの賃貸料が高いからオーストラリアに投資したいのだ。賃貸料を考えると、将来のための貯蓄のようなものだ。10年後に退職してブータンに戻りたくなったら、いつでも家を高い値段で売って、その資金を使うことができるので、これは将来への投資でもある。」(パースのブータン人協会会長であるソナム・テンジン博士談)
《後半に続く》

「ブータンから来た人たちは、PRに入りやすいようにPRリストにあるコースを取り、ブータンにいたころに夢見ていた贅沢な生活を楽しもうとします」(ツェリン・ヤンゾムさん)

「第一に、オーストラリアから提示される安定した市場でしょう。第二に投資の柔軟性、第三には高い収益性です。オーストラリアに投資しているとき、それは銀行預金のようなもので、ブータンに戻る予定があればいつでも換金することができます」(サンゲイ・ティンレイさん)

首相は、昨日の記者会見で、オーストラリアに永住することを計画している人々は経済的に困難であると述べ、懸念を表明した。

「小口の仕事をするブータン人がオーストラリアに永住すると決めた場合、一旦仕事をやめると、維持するための十分な資金を得ることができない。つまり、金持ちのブータン人が、もし帰国する予定があっても、そこに永住すれば、貧しいオーストラリア人になる」(首相談)

首相は、改革と変革が、人々が去っていく傾向を逆転させる唯一の解決策だと付け加えた。

ブータン大使館や公館に登録されているブータン人は113カ国に32,258人いる。外務貿易省のデータによると、ブータン人の数が最も多いのはオーストラリアで約10,911人、次いでインドで9,519人となっている。最も少ないのはドイツで105人。

もう、この手の話の多さには目を覆いたくなる。昔僕自身が働いていた事務所の受付をやってた女性がオーストラリアに行ったとか、ファブラボブータンに昔出入りしていた若者たちがオーストラリアに行ったとか、そんな話は身の回りでもよく耳にする。毎回言うけれど、オーストラリア政府って、こういう事態をどう思っているのか。永住権の話まで出てくると、この出稼ぎの長期的なベネフィットは、ブータンよりもオーストラリアの方が大きい筈だ。

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