SSブログ

旧き中にも成果あり [ブータン]


【抄訳(www.DeepL.com/Translator(無料版)翻訳を筆者編集)
定期的に体を動かすことは、生徒の集中力や記憶力を高め、授業への集中力を高め、思い出す力を向上させるということが、数多くの研究で示唆されている。そのため、教育技能開発省は、全国の学校でさまざまなゲームやスポーツ活動を推進し、導入している。エアロビック・ダンスが学校で人気のエクササイズになる日も近いかもしれない。そのために、教育省はプナカで20人以上のスクールスポーツインストラクター(SSI)を対象に、研修を実施した。

20の県と4つの政令指定都市から24人のSSIが、プナカでエアロビックダンスエクササイズに関する1週間のトレーニングを受講した。

教育省管轄のスカウト・スポーツ課がこのトレーニングを企画した。エアロビクスは多くの人にとって新しいスポーツなので、参加者はエアロビクス・フィットネスの基礎、ダンス・フィットネス、エクササイズを終えた後の体のクールダウンなど、スポーツの基本を学んだ。(後略)

ここ数日、JICAのロゴを背中にまとった若者が躍動して踊るショート動画にFacebook上で何度も遭遇した。聞けばプナカで行われたSSI向けエアロビクス研修の様子だという。BBSもクエンセルも報じたし、教育省青年スポーツ局のゲーム&スポーツ部のFacebookページも、連日このポストで溢れていた。



これだけJICA、JICAとソーシャルメディアを賑わしているのだから、広報効果としては絶大だろう。ただ、これを見ながら、10年以上前にゲドゥに配属されていた青年海外協力隊員が、体育の授業のウォームアップ体操として、新たな体操を考案して、動画にまでしていたのも、変わらずプロモートして下さいという気持ちもちょっと湧いた。


「ヨンギ・ル・ジョン」といって、たぶん当時はあまりスクールジャージが普及しておらず、民族衣装姿で体育の授業を行わねばならない制約もあり、考案された体操だろう。ブータン人的な動作も取り入れ、2019年あたりまで、派遣されていた学校配属の体育隊員は、体育の授業や運動会のウォームアップで、この体操を行っていた。

僕は今プンツォリンにいるから、当時この体育隊員に学校で教わったという若者と偶然出会う機会がちょくちょくあり、「この動画覚えてる?」と訊いて話のネタとしてよく使っている。大変人気のあった隊員で、話したほぼ全員がその名前まで覚えていて、盛り上がる。

ブータン人受けしそうな体操でもあるし、古くても普及させたいと思い、今年ブータンが開催国となるらしい第18回世界ファブラボ担当者会議(FAB18)の休憩時間で行うリフレッシュ体操「Fabbercise(ファバサイズ)」で、僕は採用してもらうことを狙っている。JICAにも協力して欲しい。

新しいもの好きで、新しいものを見るとすぐに古いものを忘れてしまいがちなブータンで、エアロビクスが新しくて耳目を集めるのはいいとする。しかし、それを支援したJICAには、エアロビクス普及だけなく、昔自身が制作を支援した「ヨンギ・ル・ジョン」も、長く大事にして欲しいと思う。

タグ:教育 体育
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント