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悲喜こもごもの行動制限緩和 [ブータン]


先ほど首相官邸がこんなプレスリリースを出した。クソ長い前置きが続く中で本当に僕たちが知りたい情報が後の方で列挙されているが、これを読んだ人は悲喜こもごもというところだろう。

4月以降にブータンへの渡航を検討されている人にとってはちょっと嬉しい内容だろう。でも、ティンプー市内でのメガゾーン跨ぎの移動が自由になるまでにはまだ3週間近くかかるとあるし、明日(13日)から自由になるのは、この狭苦しいゾーンの中での外出時間制限の廃止だけなので、なんか小出しにされてる感じは否めず、正直言って僕にはあまり嬉しくはないです。

こんなに行動制限がかかっている状況の中で、成果上げろって言われても限界あるわ…。デスクワークでできることもあるやろと言われるかもしれないけれど、かなりモチベーションが下がって物事に集中できない。日本の会計年度が終りに近いので、お金が絡むような活動をあと2週間も3週間も続けるってわけにもいかないし…。

それにしても面白かったのは、この首相官邸のプレスリリースと、昨日(10日)のクエンセルが報じていた次の記事との関係性である。首相官邸のプレスリリースを見てちょっとがっくり来ているところにこの記事の抄訳までする気力はないが、要するにCOVID-19全国タスクフォースが、パロやハ、チュカ、ワンデュポダン、ガサへの日帰り旅行の移動を自由化するという報道である。


この報道を最初に見た時の僕の第一印象は、そもそも自分の所属するゾーンから外に出られないのに、なんでもっと遠いところへの日帰り旅行ならできるのか、意味がわからんというものだった。そのまま字面だけで解釈すれば、タクツァン僧院だって今から行けるということになるなぁ―――という話を、うちのホテルの宿泊者の間ではしている。

別にタクツァンに行きたいとか言いたいわけではない。ただ、この、遠いところにあるものに光明をチラつかせておいて、足元の現実はあまり変えないという意味では、この2つの報道は、相矛盾するようには見えるものの、なんか似ているところもあるような気がした。

今は先日ご紹介した、ロックダウン中の小中高生向け3Dモデリングのオンライン研修の1回目を、Facebookライブ配信付きで無事にやり遂げて達成感にも浸り、祝い酒とやけ酒がごっちゃになった晩酌をしているところなので、今宵はこれくらいで。

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