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『知識ゼロからはじめるPremiere Proの教科書』 [仕事の小ネタ]

知識ゼロからはじめるPremiere Proの教科書 CC対応

知識ゼロからはじめるPremiere Proの教科書 CC対応

  • 作者: 河野緑
  • 出版社/メーカー: ソシム
  • 発売日: 2019/04/26
  • メディア: Kindle版
内容紹介
「動画編集? まあ、できるけど」と言えるようになる本
スマホやデジタルカメラで誰でも簡単に動画の撮影&視聴ができるようになった昨今、動画編集のスキルは今後、さらにニーズが高まると思われます。「Premiere Pro」は動画編集の標準的なソフトで、プロ・アマ問わず広く利用されています。本書ははじめて「Premiere Pro」を触る人を対象にした超入門書。Premiere Proの各ツールやパネルの基本機能から動画編集作業の流れ、そしてワンランク上のテクニックまでをこの1冊で習得することができます。
【購入】
既に改訂第2版が出ているので、初版を紹介するのもどうかと思ったけれど、取りあえず本書の第3章までを参考にして、自分自身で動画編集してビデオクリップをソーシャルメディア上に上げたので、これをもって一応本書の紹介とさせていただこうかと思う。

初版購入したのは2020年のはじめ頃だったと思う。その頃関わっていたとある番組制作プロジェクトで、某国営放送OBのプロデューサーの方と知り合いになった。そこでその方から言われたのが、「Sanchaiさん、Premiere Pro習いませんか」というお誘いだった。その人曰く、これから動画編集のスキルは絶対必要で、Sanchaiさんのように今後も海外で仕事する機会のある人は、現地からよりユニークな素材を映像に収めて発信することだってできる。写真もいいけれど、これからは映像コンテンツですよ。面白い情報発信を海外からして下さい…と。

それじゃあやってみるかと、この独習書を購入し、当時いた部署を離れてコロナで在宅勤務に移行してしばらくした2020年5月頃、少し動画編集をかじってみることにした。

その時も、第4章あたりまでは到達した。しかし、そこで途絶えた。理由は、本書に付属してネット公開されているサンプルデータをダウンロードして、それを紙面解説通り操作して形にしているだけではあまり面白くなかったからだ。やっぱり自分自身で撮りだめた動画を使って編集し、自分なりのビデオクリップを作れないと、本当の達成感は得られない。

実は、そのプロデューサーさんからのアドバイスをずっと心にとどめていて、こちらに来る時にもジンバルカメラを1台購入して持って来ていた。使いはじめるまでには少し時間がかかったが、去年の11月頃からようやく動画撮影をコツコツはじめ、取りあえず撮りだめることだけはしてきていた。

そして、今回の首都ロックダウンの契機に、それなら動画編集をまとめてやってしまおうと思い立ち、ロックダウン1週目の在宅勤務の中で、動画編集も仕事の一環と位置付け、プロジェクトのページに2本載せた。それ以外にも、3Dプリンターの操作で1本、そして先日ブログでご紹介したScratchのコードブロックで組んだプログラムの再生動画で1本、1週間で4本の動画を作った。

まだ本書第3章までの基本操作だけで作っているので、ビデオトランジッションの「クロスディゾルブ」やキャプション挿入ぐらいしかできないけれど、それでも動画と写真を組み合わせて、2分程度のビデオクリップなら1時間弱で編集できるところまでは到達した。続けざまに4本も編集したので、操作はある程度定着したと思うし、何よりも、これでもっともっと動画を撮りためたいと思えるようになった。やっぱり、編集をやってみると、もっと多くの素材が欲しいという気持ちになるのである。

その上で、これからは本書第4章以降で解説のある応用技も少しずつ取り入れていってみたい。繰り返しになるが、本書は第3章までで自分なりの動画は編集できる。第4章以降は応用編で、必要な操作を適宜参照する、辞書的使い方でいい。難しいのは、動画の出来上がりイメージを口絵と解説文からイメージする作業だが、各セクションについているQRコードを読み取ると、出来上がりイメージを見ることができる。そのためのQRコードなのだ。

これで、2年前にプロデューサーさんから課せられた宿題も、取りあえず「やりました」と胸を張って言えるレベルにはなったかなと思う。当時関わっていた番組制作からの派生で、1つはScratchプログラミングをかじり、そしてもう1つはPremiere Proをかじることになるが、いずれも異動直後にある程度勉強して、2年後の今回、巣ごもり生活を契機に集中的に復習したけれども、これでなんとか持続していけそうな気がしている。

また、直近での発展形として、自分がPCで行っている操作をWindows 10の録画機能を使って記録したり、わかりにくいデジタル工作機械の操作をビデオ撮影して、これから行う活動に役立てられるよう動画編集しておくというのも、コロナ禍で行動制約がある今だからこそできる技術協力のあり方かなとも思いはじめている。そういうので経験値を高めていき、近い将来今の会社を退職する時には、自分の履歴書に書けるぐらいの技能にはしておきたい。

なお、2年ぶりに独習書を紐解きながらPremiere Proと格闘してみて、操作パネルの仕様がちょっとアップデートされた気がする。自分が撮りだめた動画を編集する分にはさほど気にならなかったが、サンプルデータを使って動画を作る演習をやる場合は、操作パネルの仕様が変わっていると戸惑うかもしれない。その意味では、改訂第2版を読まれるのをお勧めしたい。

改訂2版 知識ゼロからはじめるPremiere Proの教科書

改訂2版 知識ゼロからはじめるPremiere Proの教科書

  • 作者: 河野 緑
  • 出版社/メーカー: ソシム
  • 発売日: 2021/06/28
  • メディア: 単行本


余談ですが、今回自分で作ったビデオクリップでは、音源はうちの長男が制作して著作権フリーBGMストックサービスサイトに上げているBGMをダウンロードして使わせてもらいました。先日のScratchは娘との共通の話題でしたが、動画の使用音源に関しては長男との会話の1つのきっかけにもなりました。有料でダウンロードしているから、なんだか長男に小遣いをあげている気分になります。
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