SSブログ

『はじめての電子回路15講』 [仕事の小ネタ]

はじめての電子回路15講 (KS理工学専門書)

はじめての電子回路15講 (KS理工学専門書)

  • 作者: 秋田純一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/12/09
  • メディア: Kindle版
内容紹介
はじめて電子回路に触れる読者のために最重要必修ポイントを基礎の基礎からていねいに解説。秋田先生の語り口とわかりやすさは大人気! モーニングの電子工作マンガ「ハルロック」の作者がイラストを担当。最強コラボでわかりやすく楽しく学べる!!!
【購入(キンドル)】
僕はあまり電子回路のことはわからないので、そろそろ自分自身の次のステップを考えて、このあたりの勉強を少し始めようかと漠然と考えていた。本屋さんに行って直接手に取って、中身を確認してから購入するのが本当はいい筈だが、今はすぐにそういうことができる状況にはないので、運任せの丁半博打で、入門編っぽいタイトルで、かつアマゾンの書評がわりと好評なものを1冊購入してみようと考えた。

で、選んだのがこの本。ハルちゃんのイラストに惹かれてジャケ買いしたが、ハルちゃんは、各章末のワンポイントのイラストでしか登場しない。「最強コラボ」というほど、ハルちゃんが学習効果促進に役立っているとは思わないが、僕のようにジャケ買いする奴はいそうだから、販売促進にはつながっているに違いない。どこの出版社だろうと思って見てみたら、なんと講談社か!なるほど…。

内容的には、大方の書評で言われている通り、大学理工系学部の1年生ぐらいの予備知識は必要としている。多少電子をかじったことがある人が、自分の経験をベースに振り返って理論的裏付けを得るにはいい本で、これから始めようとしていて、かつ文系の僕のような人間にはチンプンカンプンであった。理解できたのはオームの法則の説明がある第1章と、「メイカームーブメント」について書かれたBOXコラムぐらいだった。僕のオームの法則は、中学3年の3学期の理科あたりで習ったところで止まっており、これでは先が思いやられる。

しかし、僕がこれから本格的に付き合っていかなければならない学生は理工系学部生。共通言語としてこれぐらいは知っておかないといけないのだなと覚悟もしている。もう少し電子工作をやってみてから、必要になった知識とその該当箇所を時々読み返す、そんな使い方を考えていきたい。

ただ、モノクロのKindle Paperwhiteだと文字が薄れて読みづらい。照度を上げてズームしてみると、文字がぼやけてしまう。この手の電子回路の本にはつきものの数式も、大文字に付属するのが「ɤ」なのか「a」なのかとか確認したくても、キンドルでもキンドルクラウドリーダーを使ったPC画面であっても、確認しづらい。写真も数点挿入されているが、これがモノクロのキンドルでは読みづらい。アリバイ作り程度に電子書籍化した感じ。買うなら製本版の方をお勧めする。

で、キンドルで買っちゃった本を、製本版でまた買うのは敗北感を伴うので、多分次は別の入門書を製本版で購入すると思う。
nice!(8)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 8

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント