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『カラー版マンガでわかる個人事業の始め方』 [仕事の小ネタ]

カラー版 マンガでわかる 個人事業の始め方

カラー版 マンガでわかる 個人事業の始め方

  • 出版社/メーカー: 西東社
  • 発売日: 2015/09/01
  • メディア: Kindle版
内容紹介
★失敗しない独立のためのポイントをマンガでわかりやすく解説!★ 本書は、個人事業の基本から事業計画の立て方、開業準備・事業運営・経理・税務のやり方などの基礎知識までを丁寧に解説しました。上手に事業運営するためのコツやリスクへの対処方法も満載です! ケーススタディ形式なので、起業に必要なことがすべてわかる個人事業を始める人必携の1冊です。
【Kindle Unlimitedでダウンロード】
当地に到着してから、3週間の強制隔離と、1週間の自宅隔離を経て、15日からようやくシャバの空気が吸えるようになった。日本を経ってから今に至るまで、週末を4回経験したことになるが、最初の2回は宮本輝作品を読んで過ごし、3回目の週末もまた宮本作品に行こうかと思ったが、ふと思い立ってKindle Unlimitedで面白そうな本はないかと物色した結果、本日取り上げる1冊をダウンロードすることに決めた。

元はカラー版だし、レイアウトも電子書籍用の編集がされていないのでフォントの大きさを変えることもできず、僕のKindle Paperwhiteには向かないが、所々はPCのKindle Cloud Readerで読み進め、取りあえず読了はした。「マンガでわかる」とタイトルには付いているが、各章冒頭にちょっとエピソードとして挿入されているぐらいで、本文の解説の方がどちらかというとメインの中身だろう。

本書を読もうと思った動機の第一は、事業計画書の構成とカバー内容に関する解説部分を確認したかったからだ。こちらでの仕事と、日本で残してきた仕事、さらにはこちらでの任期を終えて日本に帰った時に、それまで所属していた組織を辞めて自分で起こそうとしている事業、以上の三面で事業計画策定が今後必要になると思う。前二者は近い将来には自分自身でたたき台ぐらいは作らないといけなくなるだろう。

とはいっても一番参考になったのはむしろ将来自分が独立した場合を想定した逆算で、今から1年後、2年後に何をやっていなければいけないかの目安がはっきりしたことだろう。自分が帰国するのは2023年12月、所属先を退職する目標は翌年3月と定め、その間の3ヶ月少々は転職準備休暇を取ろうと考えている。本書では、グダグダといろいろ考えているよりも、先ず起業の目標時期を明確に定めよとあった。そして、そこからの逆算で、1年前には事業計画書の素案を作り上げていなければいけない。事業計画書素案の目安は2023年4月。で、それまでの2年弱で粗々の事業構想をイメージして情報収集もしておけということになるだろう。

そうしたスケジュール感が把握できたのが、本書を読んで得られた収穫だった。

また、直近で関わっている事業に関しては、収益事業でないことからそれほど厳密な収益計算は必要ないのかもしれないが、それでも直近で何をやっていきたいのかはある程度明確にして、それにかかる費用は算出していくことが求められるのだろう。

何はともあれ、今は事業計画の立案の部分までが求めていた情報なので、「第3章 事業スタートの準備」「第4章 事業を上手に運営するノウハウ」「第5章 個人事業の経理のコツ」「第6章 個人事業と税金」等、実際に起業が決まって以降の実務やノウハウの解説は飛ばし読みした。将来必要となる状況になれば参照するかもしれないし、あるいは他書を参照するかもしれない。個人事業主になるか会社を設立するのかも未だ決めているわけではないので、今からでは時期尚早。

それでも、ダラダラやっていたら読了に2週末かけることになってしまった。しかも、ブログでの紹介は読了からさらに6日後だ。外を出歩けるようになってから、ブログ更新がしばらく億劫になってしまっていた。


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