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『カンタン英語で浄土真宗入門 』 [英語一期一会]

カンタン英語で浄土真宗入門

カンタン英語で浄土真宗入門

  • 作者: 尚順, 大來
  • 出版社/メーカー: 法蔵館
  • 発売日: 2018/07/10
  • メディア: 単行本
内容(「BOOK」データベースより)
仏教×英語でよく分かる! ハーバード大学神学部で学んだ国際派のお坊さんが教える新感覚仏教本! 真宗用語36語を紹介!! 「正信念仏偈」の日英対訳も収録!
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13日(土)夜、この本を読みながら寝落ちしたところを、福島県沖マグニチュード7の大地震で目が覚めた。寝落ちした時点で正信偈の日英対訳のところまで既に進んでいたので、地震の騒ぎが少し収まった後で、布団の中で残りの数ページを朗読して、それで読了とした。

今年の読書での目標の1つは浄土真宗の理解を少しだけ深めることだった。先月もその宣言に基づいて真宗絡みの本を読んだのだが、2月のノルマとして、こんな本を加えてみた。浄土真宗の信心を英語で解説した本なんてニッチもニッチだが、面白いと思って購入した。この著者、日本の仏教を英語で説明するような本を今までも何冊か出されており、それの真宗版ということのようだ。

期待通り、面白かった。真宗の信心を漢字で見せられるとどうしても難しく考えてしまいがちだが、これを英語に直すとこれが結構わかりやすくて、ひょっとしたら日本語は物事を難しく表現しがちなのではないか、英語で学んだ方が学習効率が高いかもしれない、などと本気で思ってしまった。ちなみに、「浄土真宗」は「Shin Buddhism」と訳されている。

海外に長期滞在していると、どうしても現地の人との話題の中で、信仰の話が出てくる。そこで仏教の説明を英語で強いられるのだが、これが結構難しくて、しどろもどろになることが多かった。それに、禅宗や真言密教と浄土宗・浄土真宗はやはり異なるので、一般化して日本の仏教の話はしづらい。やはり、自分の宗派に引き付けて説明できる方が、話している側も腑に落ちる。

次にまた海外に長期滞在する機会でもあれば、この本は携行して話のネタ本としてキープしておきたい。それに、正信偈の英訳は結構いいイントネーションの練習にもなるので、毎日朗読やるのにいいかもと思ってしまった。

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