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ソトコト2019年8月号「地域と関わる小さな求人ガイド」 [読書日記]

ソトコト (2019年8月号)

ソトコト (2019年8月号)

  • 出版社/メーカー: RR
  • 発売日: 2019/07/05
  • メディア: 雑誌
内容紹介
【特集】地域と関わる小さな求人ガイド
明日からできること、やりたいことを見つけよう!
・求人と求職にまつわる新しいウェブサイト。求人メディア『すみだの仕事』に学ぶ、働く人の探し方。
・福岡県宗像市内を右へ左へ。埋もれた地域資源をデザインの力で輝かせる、谷口竜平さん。
・働くこと、仕事をすることへの肯定感。『HELLOlife』は、働き方・暮らし方を共に考えます!
・仕事に合った人ではなく、人に合った仕事を。
 『コトハバ』は、テレワークや リモートワークで働ける場を提供します。
・小さな求人をマッチング。「田舎」と「都会」をつなぐ、『いなかパイプ』。
・月火水木金土日。大阪市北区中津の『キタの北ナガヤ』での小商い。
 毎曜日違うお店が立つカウンター型シェアキッチン、『キタナガKITCHEN』。
・里山に関わりたい人へ。山とまち、人を結ぶ、森庄さんの目指すもの。
・東京・荒川区で約30年、眠っていた映画館。
 場所のおもしろさを活かし、新しい物語を生み出す、『元映画館』の館長を募集中。
・まちづくりとまちしごとの求人サイト。自分で「見つける」楽しみを!
 『イタ』はローカルと人とをつなぐ掲示板です。
・あなたの「役どころ」が、ここにある。日替わり店長、やってみませんか?
・「やってみたいこと」で踏み出し、生かしてゆく。2枚目の名刺の作り方、使い方。

1カ月の間に3冊も『ソトコト』のバックナンバーを読むと、何だか息切れ感がすごい(苦笑)。紹介されているどの取組みも素晴らしいのだが、何が何だかわからなくなる。関わっている人のほとんどがウェブデザイナーだったりする。結局ウェブデザイナーを先ず目指すのが常套手段なのかと思いたくなる。

もう1つ多いなと感じるのが、容易に人とつながれる人。こういう人がこの雑誌には極めて多く、輝いている。人間嫌いなどと公言している人間は、そもそもその玄関口にすら立たせてもらえない気がする。

こういう地域づくり、まちづくりの取組みが全国そこら中にあるというのが、日本の凄いところだと思う。そういうのを集中的に取り上げてくれるメディアがあり、取組みが慫慂されているところも素晴らしい。

ただ、続けざまに読むと、明らかに限界効用が下がって来る。ありがたみが薄れて来る。この1カ月、雑誌のバックナンバーを借りるのが僕のブームになっていたが、さすがにちょっと続いた感じがする。これから2カ月ぐらいは間を開けようと思う。

でも、今号の中で気になった記事が1つだけある。それは、写真家・吉田亮人の「撮るだけではなく、被写体に写真を還元する」というReturn Projectの巻頭記事。バングラデシュの首都ダッカの路線バスの15歳の車掌・リアジ君の日常を撮り続けた写真展で、撮った写真をリアジ君とその周りの人々に見せて、気付きを促す取組みだ。開発途上国の直面する課題に、アーティストはどう答えるのか。このプロジェクトはその答えの1つを示唆しているような気がする。

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