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『NEW POWER』 [読書日記]

NEW POWER これからの世界の「新しい力」を手に入れろ

NEW POWER これからの世界の「新しい力」を手に入れろ

  • 作者: ジェレミー・ハイマンズ、ヘンリー・ティムズ
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2018/12/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
内容紹介
いまや、1、2年前とくらべただけでも世界が激変し、「個人でできること」の幅が大きく広がっている。そんないま「身につけるべきスキル」「意味のなくなったスキル」とは?いつでも誰とでも「つながれる」環境の中、いま何が起こっていて、あなたは一体何をすべきなのか?世界は変わってしまった――。新しい時代の「人生と働き方のルール」!20世紀は、大手企業、大組織、政府などが権力を持つ「オールドパワー」の時代だった。だがテクノロジーの発展の結果、いまや大組織がパワーを溜めこむことは不可能となった。21世紀は、個人が権力や影響力を持てる「ニューパワー」の時代だ!

2月、3月はほとんど読書らしい読書はできず、キンドルで購入してあった「積読蔵書」は、最も後回しになった。でも、キンドルにダウンロードしてある蔵書は、帰国して真っ先に読み込み開始することができる。その後図書館で借りて読み始めた小説もあったが、東京での通勤生活を再開し、真っ先に読み始めたのは本書であった。小説はもっぱら週末に自宅でよむための本である。

この本の宣伝文句に惹かれて、キンドル版もあるからと即購入してしまったのだが、この本に惹かれる理由は、この共著者の2人、自身で大きなムーブメントを起こしたり資金調達を成功させたりといった実績を持った人々で、でも自分達だけが特殊なのではない、今は個人ででも大きな影響力を発揮することが可能な時代で、読者の僕たち一人一人にもその可能性があるのだと言ってるからだと思う。

アマゾンの紹介ページには、「オールドパワーは少数の人間が貨幣(カレンシー)のように溜めこめるものだった。だが、ニューパワーは多数の人間が生み出すもの。それは潮流(カレント)の性質を持ち、どっと流れるときに巨大な力を発揮する」とあった。テクノロジーが発展して、個人同士が繋がり合い、お互いに影響を持つことでさらにより多くの人を巻きこみ、大きなパワーを発揮することが可能になる時代なのだという。

確かに―――、と言いたいところだけど、会社の役職定年制で管理職を卒業しちゃった50代半ば過ぎのオジサンには、理解はできても実践にまでは移しづらい内容だなと思う。自分がもし20代や30代で本書を読んでいたとしたら、行動変革につながるような示唆を沢山得られ、自分の背中を押してくれたに違いない。今、こういう本を読んでオジサンにできることは、こういう本に触発されて何らか行動を起こそうとしている若い世代の人々を応援してあげることなのではないかと思う。

また、気を付けないといけないのは、ニューパワーの旗手だと華々しく台頭した人が、急にオールドパワー的手法を取り始めたりもするし、逆にオールドパワーの典型だと見られるトランプ大統領のような人が、自分自身の手法というよりは選挙参謀のような人からの入れ知恵もあったのだろうと思うが、ニューパワー的手法を取り入れて大衆支持を得ちゃっているケースもあるようで、完全な新旧の色分けが難しいのかなという気もした。その点は理解がしづらく、それがブログでの記事アップを後回しにする理由ともなった。

恒例により、原書の方も紹介しておく。

New Power: Why outsiders are winning, institutions are failing, and how the rest of us can keep up in the age of mass participation

New Power: Why outsiders are winning, institutions are failing, and how the rest of us can keep up in the age of mass participation

  • 作者: Jeremy Heimans and Henry Timms
  • 出版社/メーカー: Macmillan
  • 発売日: 2018/04/05
  • メディア: ペーパーバック


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