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高齢者向け共同住宅 [ブータン]

国王、78人収容の老人ホームを訪問
His Majesty’s Goensho Tshamkhang to accommodate up to 78 elderly inhabitants
The Bhutanese、2018年7月28日、スタッフレポーター
https://thebhutanese.bt/his-majestys-goensho-tshamkhang-to-accommodate-up-to-78-elderly-inhabitants/

2018-7-28 TheBhutanese02.jpg

【ポイント】
7月24日、国王は、王直轄の人民プロジェクトでティンプー県南部のワンシシナに建設された老人ホーム(ゲンショ・ツァムカン)を訪問された。このホーム建設は6月に終わり、高齢者向け施設利用権(キドゥ)を国王から授与された19人が既に入居している。

この高齢者は、身寄りがないか、家族が扶養困難なお年寄りたちである。ゲンショ・ツァムカンは13の建物から成り、最大78名が入居可能。ホームには事務所棟、看護棟、共同キッチン、礼拝や読経のためのスペース等が設けられている。トイレは高齢者向けアクセシビリティ改善が図られ、車椅子利用者でも使用できるよう設計されている。

◇◇◇◇

急速に都市化が進む中で、ブータンでも高齢者の生活保障の問題が顕在化してきているようだ。高齢者の共同生活施設がワンシシナにでき、ここを国王陛下御夫妻が訪問された。収容可能人数78人でスタートするようだ。

ブータンの総人口を考えると、78人でもそこそこのキャパシティだということもできそうだが、農村人口の高齢化はもっと進むだろうし、この国の農村部では家が点在していて地域内での相互扶助がそもそも働きにくいと考えられるので、小家族化が進むと結構早くから生活保障の問題が深刻化してくる可能性は否定できないと思う。

とはいえ、住み慣れた地域から離れて、周りがお年寄りばかりの老人ホームに入居するのがベストな解決策かというと、そうでもない。次善策であるような気がする。お年寄りもいるけれども、子どももいる。ごちゃまぜとまでは言わなくても、ある程度の多様性があるコミュニティの方が、活性化するのではないだろうか。地域の中でお年寄りをケアしていこうというのが日本の方向性だと自分は理解している。

本当に身寄りがないお年寄りの場合はこういう施設に入居するのもありなのかもしれないが、こういうところにお世話になるしかなくなる前に、各地域で何とか食い止められないものかというのが、率直な感想である。

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