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東西ハイウェイの拡幅工事はいつ終わる? [ブータン]

東西ハイウェイ拡幅工事、2018年3月までに終了へ
East-west highway to be completed by March 2018
Kuensel、2016年10月8日、Tshering Palden記者
http://www.kuenselonline.com/east-west-highway-to-be-completed-by-march-2018/

2016-10-8 Kuensel.jpg

【ポイント】
政府によれば、2014年末から始まっている東西ハイウェイ(国道1号線)拡幅工事は、ほとんどの区間で工事が2017年末には終了するが、一部区間の工期は数カ月ずれ込む見込み。ドルジ・チョデン公共事業大臣は、「2018年3月」と述べた。

道路局によると、拡幅工事の75%は2016年3月末までに完了。完了率は2017年末までに90%に達する。

東西ハイウェイの総距離は382.9km。うち拡幅工事の対象は、道路局が直営で実施する109.59kmと、外注分153.96km、加えてプロジェクトDANTAK(インド工兵隊)が拡幅工事を行うヤディ~タシガン間52kmである。

今年の雨期は例年以上の雨量があったものの、ティンプー~モンガル間のほとんどの工事は、外注先2社の担当区間を除いてほぼ日程通り進められている。2社については、今年11月までに工期の遅れを取り戻すよう、政府より指示が出されている。

東西ハイウェイの拡幅は、現与党の政権公約の1つであり、現政権の任期中の完工は必須。

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ブータンを訪れたことがあり、しかも東西ハイウェイを使ってティンプーから東部のブムタン、モンガル、タシガンまで足を運ばれた方であればご存知だと思うが、この道路、「ハイウェイ」と銘打っている割にはものすごく道が悪い。雨でぬかるんで轍がそこら中にできていて車で通過すると車の底を擦るし、所々土砂崩れが起きていて、通過するのも難儀する。対向車とすれ違う時には、山側であっても谷側であっても手に汗握る。

以前の東西ハイウェイは道幅は狭かったけれども、舗装はそこそこ行き届いていて、走行に支障が出るほどではなかった。僕は9年前にタシガンまで車で移動したことがあるが、その時の行程はいたって順調だった。それが、今は全然ダメで、特にワンデュ以東がひどい。道路封鎖はざらだが、それだけでなく、工事区間の通行は対向車とのすれ違いになるので、ものすごく怖いし、時間もかかる。結果として、目的地までの所要時間が全く読めないでいる。

僕がブータンで仕事できるのも、長くて2018年7月までだろうから、それまでに拡幅工事が終了して、舗装のきいたいい路面で東部に行けるようになる日が来るのが楽しみであるが、そこに至るまでの我慢の日々が、あと1年半も続くとなると、ちょっと気が滅入る。

ちなみに道路局が言っている、「2016年3月末までに75%は拡幅工事完了」って、どういう根拠なんだろうかよくわからない。印象としては75%にはとても届いていないような気がするのだが…。
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