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ドラゴンズの来季監督は? [ベースボール]

中日 来季監督有力候補に立浪氏!人気、選手実績とも抜群
スポニチアネックス 9月17日(火)8時23分配信
 中日の来季監督の有力候補にOBの立浪和義氏(44=野球評論家)が挙がっていることが16日、分かった。高木守道監督(72)の今季限りの退任が決定している中日はこの日、DeNA戦(ナゴヤドーム)に敗れて自力でのクライマックスシリーズ進出が消滅。借金13で4位に低迷するチーム再建の切り札として、立浪氏の名前が浮上してきた。
 12年ぶりのBクラスの可能性が高まったチームを立て直すのに、これほどふさわしい人物はいない。中日一筋22年、地元での圧倒的な知名度と人気を誇り「ミスター・ドラゴンズ」とまで呼ばれた立浪氏が、次期監督候補に浮上した。
 2年契約が満了する高木監督の今季限りの退任は規定路線。球団側は今季途中からOBを中心とした後任探しに着手したが、本命視されてきたのが立浪氏だった。現役時代は球団記録の2480安打、プロ野球記録の487二塁打など数々の金字塔を打ち立て、チームの看板選手として活躍。2008年から引退までの2年間は打撃コーチを兼任し、人望や野球理論にも定評がある。
 さらに、今年3月のワールド・ベースボール・クラシックには侍ジャパンの打撃コーチとして参加。指導者としての実績も積み重ねた。テレビ解説などでナゴヤドームを訪れた時には、中日の若手選手に熱心にアドバイスを送る姿も見られ、チーム内外から待望論がささやかれてきた。
 一方、今季の中日は主力の高齢化やケガ人が続出したこともあり、01年以来のBクラスの危機。11年ぶりにホーム負け越しが決定し、集客面も苦戦している。「今の状況を考えると彼しかいないのでは」と球団関係者が話すように、人気抜群の立浪氏は営業面でもうってつけの人材だ。
 今後は現在リストアップしている複数の候補から球団幹部が絞り込みを行い白井文吾オーナーが最終決断を下す方向だが「オーナーの頭に立浪はある」と中日本社関係者。今月中にも新監督が決定する。

先週末から昨日にかけての4戦を1勝3敗としたことで、4位ドラゴンズの3位広島とのゲーム差は、一気に5.5にまで拡がった。クライマックスシリーズ進出も数字上は不可能に近く、今のチーム状態だとむしろ5位の横浜DeNAにすら追い抜かれる可能性がある。

高木守道体制下でドラゴンズファンが強いられてきた2年間の苦行も、あと14試合で終わろうとしている。今さら高木監督の良くなかったポイントを書き連ねても空しいだけで、早く忘れてしまいたいが、落合体制下で常勝だったチームを2年間かけて解体した功績はある意味大きい。よくやってくれました。ご苦労様でした。以上。

でも、満足のいく成績を残せなかった高年俸のベテラン選手に大幅減俸を提示する材料を、球団に提供したのはいいが、彼らに代わる若手選手がいまいち育ってきていない現状を見ると、勝つチームを目指すのか、チームの若返りを目指すのか、どっちつかずの印象は拭えない2年間だった。

月刊 Dragons (ドラゴンズ) 2013年 09月号 [雑誌]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 中日新聞社
  • 発売日: 2013/08/22
  • メディア: 雑誌

次期監督として立浪氏の名前が挙がっている。月刊ドラゴンズを読んでいると、立浪氏はここ2年ほどチームの現状と課題を分析するコラムを連載しており、「立浪」の名が挙がってきても何ら不思議ではない状況だった。高木監督の後釜だったら誰が監督になっても高木氏よりははるかにましだし、立浪氏なら落合監督が就任1年目に何を行なったのかを選手としてじかに見ているので、落合路線の継承者としては悪くない選択肢だとは思う。ただ、彼のコラムを読んでいると意外と精神論を述べているケースが多くて、科学的分析はあまり採り入れていない点は気がかりでもある。コーチ経験もあまりないし、兼任コーチを務めていた期間中に育てられてその後独り立ちした野手もいないという点で、手腕は未知数である。野元なんか、ドラフト1位指名当時は「長野以上」と言われていた割には伸び悩んでいる。

それに、監督自身に集客力を期待するのは変でしょう。チームとして面白くないと、誰も球場に足を運んだりはしない。観客動員の低迷をもって球団は落合監督切り捨てを決めたが、勝てない高木監督になったことで、余計に観客動員が減ってしまった。立浪監督で客が呼べるなんて間違っても思わないで欲しいものだ。

落合政権の1年目を選手として経験しているという点では、井上一樹打撃コーチとか谷繁元信捕手といった選択肢もあるかもしれない。谷繁はまだ現役にこだわりそうなので監督の目はないだろうが、井上コーチは落合政権下で二軍監督としてもチームをファーム日本一に導いた実績があるので、僕的にはイチオシだ。せめて、高木監督をシーズン残り試合を休養させてもいいので、井上コーチに指揮を取らせてみてその手腕を見て欲しかった気がする。まあ、立浪監督でもいいから、実質的な監督として、井上コーチをヘッドコーチ格で入閣させて欲しい。

「立浪監督」以外に選択肢があるとしたら、弱かった横浜を一時立て直した牛島和彦氏、楽天球団創設1年目に戦力が全く整っていない中で指揮を引き受け、中途半端な形で1年目に解任されてしまった田尾安志氏にチャンスを与えてあげて欲しい気はする。44歳の立浪氏が監督に就任し、それでも万が一チームが低迷した場合、それ以上に若い指揮官に後を委ねるのは大変かもしれない。オプションを増やす意味では牛島氏や田尾氏を指揮官に据え、後継含みで立浪氏を助監督で入閣させるというのが堅実ではないかと思う。

投手出身の牛島氏を監督にし、次期監督含みで内野手出身の立浪氏を助監督、実質的な野手統括は投手/外野手出身の井上コーチをヘッドコーチにするトロイカ体制―――藤田監督・王助監督・牧野ヘッドコーチのトロイカだった藤田体制1年目のジャイアンツを倣って、こんな体制が見てみたい。いきなりの立浪監督が孕むリスクはある程度はヘッジされ、立浪長期政権への道筋ができる。

落合氏再登板は絶対ないと思うので、それなら落合体制下で主力として現役生活を送った選手をコーチに登用したらいい。川上憲伸か落合英二氏を投手コーチに据え、内野守備コーチは井端、外野守備・走塁コーチは英智、バッテリーコーチは取りあえず選手兼任で谷繁―――なんてなっていったらいいなぁ。月ドラが押しているっぽい山崎武司については、個人的にはあまり買っていない。

なんにせよ、新監督には、ベテラン、若手を横一線で競わせて、各10%のレベルアップをさせて欲しい。




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