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日仏「マンガ」文化セミナー(三鷹)のご案内 [地域愛]

*本日開催です!

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第70回国際理解講座 日仏「マンガ」文化の交流
 世界の3大マンガ圏は、英語圏の「コミック」、フランス語圏の「バンド・デシネ」、そして、日本の「マンガ」です。普段、なにげなく読んでいる日本の「マンガ」、国際的にも高く評価され、広く定着し始めており、国策として、世界へのマンガ振興の取り組みも推進されています。一方、フランスにある「バンド・デシネ」(BD)、日本のマンガと、どう違うのでしょう?日本で、伝統と人気のあるバンド・デシネの普及活動をしているフレデリックさんに、世界のマンガ文化の比較や魅力など、お話しいただきます。(※日本語での講演会です。)
【講師紹介】フレデリック・トゥルモンドさん:日本初のヨーロッパ漫画誌、「Euromanga ユーロマンガ」代表・編集長。1978年パリ郊外リラ生まれ。パリ大学日本言語文化学科卒。学生時代にスペインとキューバを繰り返し訪問。1999年に初めて日本を訪れ、2003年より日本で暮らす。在日フランス大使館に勤務する傍ら『Euromanga』誌を主宰し、昨年11月東京ビックサイトで行われた『海外マンガフェスタ』で実行委員長を務めた。
 ◆開催日時: 2013/7/20 (土)  14:30~16:30
 ◆場所: 三鷹ネットワーク大学
 ◆参加費: 無料
 ◆申込み: 三鷹国際交流協会に直接 または電話、協会HPから
  http://www.mishop.jp/event/event.php?id=e02996&y=2013
全然知らなかったのだが、フランスのマンガ「バンド・デシネ」というのは一部のマニアの間では有名なのだそうだ。その「バンド・デシネ」の日本での普及活動の最前線に立つフレデリックさんをお招きして、今週末三鷹で講演会が行なわれる。三鷹国際交流協会(MISHOP)では、元々は三鷹市内在住だったフランス人の漫画家を講師で呼ぼうと最初は考えられていたそうだが、その方の所在を確かめようとして在日フランス大使館に照会したところ、本命だった漫画家は既に本国に帰られた後だったが、代わりに「バンド・デシネ」を提案されたらしい。

国際理解講座といっても、いつも堅苦しい国際問題のお話では息も詰まる。こういう、中高生にも比較的とっつきやすいテーマを扱うことで、若い世代の人々を国際交流の途へといざなうこともできるかもしれない。このテーマをとり上げることについては、企画段階で激しい議論があり、プロ意識の強いシニア市民の間には「マンガ」というものに抵抗もあったと聞く。そうした声を押し切って進められたMISHOPの新機軸である。是非とも多くの若い人に足を運んでもらいたいと思う。

余談だが、最近「バンド・デシネ」のムック本が出た。書店で立ち読みしていて、僕もたちまち「バンド・デシネ」の虜になってしまった。「バンド・デシネ」は低俗なマンガ文化などでは決してなく、非常にクオリティの高い芸術の域にまで達している。セミナー当日までに間に合うかどうかは微妙だが、さきほどアマゾンで注文した。読んでからセミナーに出られれば、より味わい深くフレデリックさんのお話も聞けるに違いない。


はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド (玄光社MOOK)

はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド (玄光社MOOK)

  • 作者: 原正人
  • 出版社/メーカー: 玄光社
  • 発売日: 2013/05/31
  • メディア: 大型本



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