週報（8/6 - 8/12）

【お仕事に　集中するのに　休暇とる！？】
今の仕事でいちばん嫌だと思うのは、休暇はたまっていた仕事を片付けるのに使うものだという考え方が当たり前のように横行していることである。夏休みや冬休みは執筆活動を行なうのに集中できる貴重な期間だという。トップからしてそう公言しているのだから、僕らとてそういうことが期待されている。僕も異動でいろいろな部署を経験したが、今ほどそれが極端な部署はない。

妻からは、遠出して和歌山県太地町のホエールウォッチングに行きたいと言われる。それでなくても国内旅行などする機会も与えずにこれまで過ごしてきており、叶えてあげたい気持ちもやまやまだ。僕自身はホエールウォッチングには興味はないが、長距離のドライブはしてみたいと思ったりはする。でも実現は難しい。長距離ドライブは確実に時間がつぶれるし、出かけたら出かけたで宿舎にこもって仕事するというわけにもいかない。結局は大人しく自宅周辺か実家周辺で過ごそうということになる。

今週は8日（水）から1週間の夏休みを取り、できるだけ多くの時間をPCとの格闘に充てている。帰省のための移動にまるまる1日を費やした9日（木）を除き、毎日朝の4～5時に起床し、家族が起きてくるまでの2時間ほどを作業に充てた。作業の内容は詳述しないが、今月末に予定されている出張の準備で、しかも1日5時間をこの作業に費やしたとしても、出張前までに完了できるかどうかの確証が現時点ではない作業である。

嫌々やっている作業ではないのが救いではあるが、家族に対する罪悪感を感じながら、空いた時間にPCと向き合わなければならないような長期休暇の過ごし方は、もうそろそろ終わりにできないものか。僕は時々そう思う。長時間PCと向き合っていると目も疲れ、頭痛にも悩まされる。

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8月6日（月）：朝8時前に会社入りし、26日から始まる海外出張の準備に取りかかった。20日間で終われるのかどうか微妙な分量。この日は22時過ぎまで職場で残業し、その間できるだけ多くの時間をこの作業に充てようと努力したが、それでも1日で進められる作業量は大したことない。かなり焦り始めている。帰宅してすぐ就寝した。それでも24時。早朝起床の早勉は一時中断だ。

8月7日（火）：5時前に起床し、この日も8時前の職場入り。この日は新任の上司に僕の担当案件のブリーフィングを行なう予定が午後にセットされており、出張準備に充てられる時間は月曜日よりも少なかった。予め予想はされていたことだが、僕の担当している業務のうち、作業の進捗が芳しくない案件が1つあり、怠慢だとお叱りを受けた。自分1人ではなんともしがたい、他の方の作業の進捗に依存するところが相当大きい作業なのだが、そういう人々の尻を叩いて催促することができていないと…。それはその通りなので、申し開きのしようがない。すぐにできることをやれと指示され、できる布石はこの日のうちに打った。明日から夏休みだが、休暇が明けたら仕事の優先順位を見直して、この業務を最優先でやらなければならない。このブリーフィングが終わった時には16時近くになっていたので、本当に出張準備はほとんど進まなかった。20時頃まで職場で粘り、それから帰宅。仮眠を少しだけ取ってからロンドン五輪サッカー男子準決勝日本対メキシコ戦をテレビ観戦した。結果はご存知の通りです。

8月8日（水）：前夜のサッカー観戦がたたり、遅めの起床。出張準備の作業を午前中は多少進めたが、午後は身支度なども含めて翌日からの里帰りの準備に充てた。この日は長男が東京都中学校吹奏楽コンクールに出場した。彼の吹奏楽部の出番は17時過ぎだったので、16時過ぎに家を出て、妻と義父母が同乗して、府中の会場に向かった。各校出場者の人数制限があるコンクールで、中３の長男も今年初めてメンバーに選ばれたぐらい、先ずは出場メンバーに選ばれるのが大変だ。それだけに、彼が緊張している様子もありありと感じられた。所属する吹奏楽部が過去3年連続金賞受賞しているのもプレッシャーだったようだ。それでも無事演奏し終えた。その後の長男の表情を見ていたら、（中学ではなく）高体連の最後の試合を終えた高３の夏を思い出した。こういう、1つのことをやり遂げたという経験を得られたことは、きっと将来何かの役に立つだろう。帰宅後、早めに就寝。

8月9日（木）：朝4時起床。1時間だけ仕事して、5時過ぎから家族を起こし始めた。準備が整い、6時過ぎに家を出発。関越、信越長野自動車道を経由して、先ずは志賀高原に向かった。長男の塾の夏合宿がホテルを借り切って前日から始まっており、吹奏楽コンクールに出場した長男は、1日遅れでこれに合流。そこからは妻と娘、次男の4人で、岐阜の実家に向かった。中央・名神自動車道を使ういつものルートではなく、長野自動車道を松本ICで下り、野麦街道から安房トンネルを抜けるルートを選択した。途中松本市内で蕎麦を食べ、波田地区の直売所でスイカを仕入れるという道草もした。高山に入り、東海北陸自動車道を利用して南下するルートで、実家に辿り着いたのは17時過ぎだった。長い1日だった。

《野麦街道沿いのお蕎麦屋さんでの昼食。有名人のサイン入り色紙が沢山貼ってあった》

《波田（はた）の生産者直売所で売られていたスイカ。甘くておいしかった》

この日夜は実家の両親が外出の予定があったため、僕らも外出し、大垣市内のカラオケボックスで2時間過ごし、軽く夕食を食べて21時過ぎに帰宅した。

8月10日（金）：4時に起床し、2時間仕事した。午前中は本巣にあるモレラ岐阜で映画とショッピング。男子組と女子組で分かれて別の映画を見に行ったので、先に上映時間が終わった僕らは1時間ほど喫茶店で待機。ショッピングを終えて帰宅したのは14時近く。それからは実家で仕事に専念した。相当進めることができた。23時過ぎに就寝した。

8月11日（土）：5時に起床し、2時間仕事。近所の喫茶店に「モーニング」に出かけ、9時過ぎに帰宅してから作業を再開した。眠くて仮眠を1時間ほどとったが、作業は15時頃まで続け、その後子供達の買い物の付き合いで大垣のアクアウォークに出かけた。案の定買い物には時間がかかり、帰宅したのは18時近く。夕食の後少しだけ仕事したものの、23時を回ると睡魔に襲われ、挫折して就寝した。この日も比較的作業は進んだとは思うが、未だ出張前までにすべての作業を終えられる確証は得られなかった。

男子サッカーの三位決定戦でこんなことがあった後だけに、女子バレーボールの三位決定戦は応援に力が入った。

8月12日（日）：5時に起床。朝方少しだけPCで作業を進めたが、11時から小学校の同窓会があったのでこれに出席。一次会だけではなく、二次会にも出席したので、帰宅したのは22時30分過ぎだった。同窓会については別の記事でご紹介した通り。帰宅後、布団に直行したのは言うまでもない。