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『ブータンの朝日に夢をのせて』 [ブータン]

内容(「BOOK」データベースより)
1992年3月、ヒマラヤの山やまにいだかれたブータン王国で、ひとりの日本人のお葬式がいとなまれていました。その人の名は、西岡京治。日本から夫人の里子と共にやってきて28年め、京治はこの地で生涯をとじたのです。国王をはじめ、あらゆるブータン国民が、京治の死をかなしみ、なみだをながしました。西岡京治は、ブータンの人びとに心から愛された日本人です。小学中級以上むき。
「ダショー・ニシオカ」の足跡探求シリーズの第三弾は、小学校高学年以上でも読める公文の本である。参考文献として、『鳥葬の国』も『ブータン神秘の王国』も挙げられているので、当然ながら本書はそれをドッキングさせて、主人公を西岡京治に定めて書かれたものである。出てくるエピソードも、先の2冊と共通するものが多いので、デジャブーの感覚があるが、「ダショー・ニシオカ」入門編としてちょうどよい。

パロに始まり、ティンプー、プナカ、ウォンディポーダン、トンサ、ブムタン、タシガンと、僕もかつて訪れたことがある懐かしい地名が登場する。土地勘がない中での読書と違い、一度訪問して地名と風景がマッチングする状態だと読んでいて非常にイメージがしやすかった。
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