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『「空腹」が人を健康にする』 [健康]

今週、僕は会社の健康診断を受診した。再三にわたって顧問医から「減量」を言われ、体重推移グラフをつけて3ヵ月ごとに提出するよう言われ、でも減量が思うように行っていないので体重計に乗るのも憚られ、体重推移グラフを提出も滞りがちとなり、結果さらに顧問医の怒りに油を注ぐ悪循環に陥っている。去年からの比較で言うと、2kgほど太った。しかし、運動はそこそこやっているし、万歩計装着して1日最低1万歩は歩いている日常生活なので、これ以上何をやればいいの、という状態で、やや開き直りの状態であるのも事実である。

とはいえ、先週予想もせぬひどい下痢に突然襲われ、体重はピークから3kg減った。お陰で去年の健診とほぼ同じウェートで今年の健診当日を迎えた。この1ヵ月、運動量はむしろ増えている。1日に歩く歩数は1万5千~2万歩に増やしているし、こうして足腰を鍛えているお陰で膝の状態も良く、剣道の稽古も思い切りできるようになったし、ウォーキングの一部をランニングに切り換えて、3km以上続けて走ることも苦にならなくなってきている。下痢もあって食が細ったこともあるが、定食屋のランチが食べきれなくなってきている。今のパターンであと1、2ヵ月過ごせれば、体重はもう少し絞れるような気はする。

なにはともあれ、5月31日(木)は胸を張って体重計に乗ることができた。

「空腹」が人を健康にする

「空腹」が人を健康にする

  • 作者: 南雲吉則
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2012/01/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
内容紹介
近年話題になっている「サーチュイン遺伝子」。人間の生命力を司るこの遺伝子のスイッチをオンにするための条件が「空腹」。つまり空腹時でないとこの遺伝子は作動しないのだ。ところが現代人の生活は、お腹がすかなくても時間になれば食事をしてしまう。そんな飽食に対して人間の体は対応できるようにはつくられていないため、様々な弊害を引き起こしているのだという。その他、さまざまな医学情報や自身の体験をもとに、「一日一食」が人間にとってベストな食事法だということを説明、新たなライフスタイルを提案する画期的な本。「一日一食」にするだけで「体の傷んだところが修復される」「自分の適正体重になる」「皮膚年齢がどんどん若返る」など、体にいいことが続々起こる!
最近、南雲医師の著書が一大ブームとなっている。書店店頭に行けば平積みで置かれているし、コンビニでも本書は販売されている。サンマークという出版社の巧みな営業戦略もあるのだろうが、本書は相当に売れていると思う。1日1食に絞り、その一食分については好きなものを好きなだけ食べていいとなったら、確かにやせるのに無理はさほどないだろう。実際には食が細って好きなだけ食べることも難しくなっていくのではないかと思う。

実際に著者本人が実践して成果を上げているので、その有効性は否定することが難しい。しかし、これが医療の世界で通説になっているかというと実際はそうではない。

今週の健診受診の際、問診票に記入しようとしたら、「1日三食定期的に取っていますか」とか「朝食を抜かず毎朝食べていますか」といった引っかけ質問が載っていた。南雲メソッドを実践していたら当然「いいえ」と書かなければならないが、そんなことしたら、内科医の診察で問題視されるだろう。南雲メソッドを実践しても健診で許されるほどの認知はまだ受けていないのだろう。(勿論、「はい」ととりあえず記入しておくしたたかさも必要といえば必要だ。)

話は脱線するが、問診票の欄外に、小さな文字で、「この情報を健診記録目的以外で活用することに同意します」という項目にティックマークを付けるようになっていた。よく大学入試の模試の受験申込書に同じように設けられているコラムで、ここにティックマークを付けると、その後予備校からのダイレクトメールがやたらと届くようになるというケースがあるらしい。個人情報が予備校に流されるのだ。そうなることを予期した僕は、ここを未回答の状態で問診票を健診受付で提出したところ、受付の方から、「ここマーク記入して下さい」と無理やり言われた。揉めるのが本意だったわけじゃないので、大人しく記入したが、結果何が起きるのかはけっこう楽しみだ。


タグ:ダイエット
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