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本当に美酒目前 [ベースボール]

ジャイアンツ戦でドラフト1位指名ルーキー左腕が初登板といったら、どうしても1987年の近藤真市を思い出してしまう。星野監督就任1年目、シーズン前半を2軍で過ごした近藤は、8月上旬に1軍に呼ばれると即先発登板。力のある直球と大きなカーブで巨人打線を次々と凡退させ、なんとノーヒットノーランという特上の結果を出してしまった。



高校時代から活躍を見ていて剛球投手というイメージがあったが、この試合での近藤の投球を見直してみると、カーブで三振を取っているケースがすごく多いのに気付いた。

近藤がこの快挙を達成した試合、三塁を守っていたのは落合監督だったんだな。そして、相手の巨人打線で三振を喫していたのが原監督だった。当の近藤は今は落合政権のブルペン担当の投手コーチ―――。

ローテーションの谷間のジャイアンツ三連戦初戦、どうも大野が先発するらしいと聞き、密かに近藤並みの活躍を期待してしまったのは僕だけじゃあるまい。初ものの投手に弱いジャイアンツが相手だし、相手先発は同じドライチのルーキー沢村だし、意地もあるだろうと…。起用する落合監督も、対戦する原監督も、近藤の初登板を思い出していたことだろう。また、ブルペンの近藤コーチも、あの時の経験を伝えていたかもしれない。そして、当の大野本人も、近藤の初登板の快挙のビデオを何度も見直していたりして(笑)。

しかし、「10年に1人の逸材」と言われた近藤とは違い、残念ながらほろ苦いデビューとなった。

まあ8月上旬に1軍昇格して後半戦の戦力としても十分期待されていた近藤の場合とは違い、大野は今季の前半を肩のリハビリに費やしており、本格的に試合で投げ始めたのは6月に入ってからである。ファームでの防御率もそれほど良くはないし、この日は1軍の雰囲気を味わわせて自分の投球の改善ポイントを自覚させるというぐらいの意味でしかなかったのだろう。急いで優勝する必要もないし、来季を見据えた登板だと考えた方がいい。今後他の選手についてもこういう起用法が増えていくのだろう。それに、今季故障で大きく出遅れた高橋聡文も登板して今後の目途がついたし、打線でも出遅れ感のあった森野にようやく当たりが出始めたし、昨夜はあれでよかったんじゃないでしょうか。

ほっといたらヤクルトが阪神に大敗して中日の優勝マジックが1に減った。マジックってそんなものなのだろう。

昨夜は結局22時過ぎまで残業。やること自体があまり納得できない作業を急遽やることになり、それを終えるまでに時間がかかり過ぎた。お陰で元々やろうと思っていた作業が後回しになり、今日もこれから出勤して仕事することにしている。多分それだけでも間に合わないので、明日も半日ぐらいは出勤だろう。なにせ自宅では作業に集中できないから。そんな状況なので、明日週報で書くこともあまりなさそう。

ひとことで言えば、自分の英語力に自信を喪失した1日だった。
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yukikaze

ここまで来るとタナボタで優勝できそうです。ケガ人続出のヤクルトと、ケガ人復帰の中日ですから勢いが違います。
by yukikaze (2011-10-16 01:21) 

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