週報（8/7－8/13） [備忘録]
8月6日に発生した英国ロンドン北部の暴動は、英国各地にも飛び火し、今週後半には沈静化したものの、またいつ再発するか余談を許さない状況である。先月中旬にロンドンを訪れたことがある僕としては、観光客で賑わっていたあの街で、こんな大惨事が起きるとは想像もつかなかった。
ロンドン五輪まで残すところ1年ということで、市内の案内表示も整備されていて、市内の至るところから乗り込める観光バスツアーもあったりして、非常に観光客に優しい街だと思った。（ホテルの部屋が狭いのと、料金が高いのには閉口したが（笑）） こんなことになってしまうと、せっかく整備された観光インフラも意味をなさない。一刻も早く終息して欲しいものだ。
さて、今週は6日（土）から10日（水）まで夏休みで帰省しており、その間の日誌は下記URLで既に公開済みなので省略する。よって、東京に戻ってきてからのことについて記録を残しておきたいと思う。
http://sanchai-documents.blog.so-net.ne.jp/2011-08-09-1
8月11日（木）
１）週末に高校の同窓会に出たものだから、なんとなく背筋がピンと伸びてちゃんと生活せねばという気持ちになり、朝起きて久々に竹刀を握った。道場の稽古は只今夏休みだが、来週末から暑中稽古が始まる。そろそろ準備を始めないといきなりの稽古ではバテてしまうので、毎日体を動かすようにしたい。
２）11日まで休めないかという妻の要望を振り切ってこの日は出勤したのだが、案の定上司から呼び出しがかかり、先週提出していた本の原稿について、数々の注文がつけられた。今週中に1節加筆するよう指示され、全体の見直しも来週1週間かけてやるように言われた。自分でも先週段階の原稿が完璧なものだったとは思ってないので、全体の見直しをするのはやぶさかではないが、翌12日朝までに1節加筆するというのはちょっと厳しい。なにしろ、加筆に必要な文献資料のほとんどが自宅に置いてある状態だった。
３）結局、この日は職場を早々に退散して帰宅し、仮眠を取った後、午前2時に起床してそれから明け方まで作業を行なった。
8月12日（金）
１）早朝からの作業は結局朝早めに出勤して職場でさらに作業をすることになったが、夜中に書いた原稿を朝読み直すとなんとなくしっくりこない。このため、意を決して大幅に原稿を手直しし、約2時間かけてなんとか作業を終えた。これで後の作業は来週1週間猶予をいただいているので、正直気が抜けた。
２）昼休みの時間を利用して、先週来放ったらかしにしてある市の国際交流協会絡みのメールを3本打った。2本は9月末の国際交流フェスティバルに関するもの、もう1つは10月末開催予定の国際理解講座に関するものである。フェスティバルに関しては、成り行き上イベントテントのリーダーをやらざるを得なくなったが、リーダーを引き受けるに当ってフェスティバル当日までにどれくらいの時間的拘束があるのか教えてもらえず、正直かなりの不安を感じている。この日も、23日に実行委員会があるから各リーダーは出席して進捗状況を報告しろというメールが来た。唐突感が拭えず、こんな調子でなし崩しでやらされていくのはかなわないなと苦笑した。
３）6月に南インドに行った際、バンガロールで立ち寄った中央蚕糸局（Central Silk Board）で、野蚕シルクの製品のカタログを幾つかもらってきた。野蚕シルクはインドでは「ヴァンヤ・シルク（Vanya Silk）」と呼ばれており、カイコが噴く糸から作られるシルク（マルベリー・シルク）とは異なる独特の肌触りと色合いで、うまく商品化できれば日本でも売れるのではないかと思う。そう考えてカタログを集めて帰って来たのだが、それをこの日、知り合いのKさんに送って商品開発について検討してもらうことにした。ヴァンヤ・シルクのうち、「タサール」と呼ばれる糸を吐くカイコは、オリッサ州の山間地で飼養されている。飼養しているのは先住民だ。だから、ちゃんとした商品を作って生産者に還元される仕組みができれば、先住民の生活改善にも繋がると期待できる。
8月13日（土）
この日は妻が日中外出だったので、僕は子供達と自宅近辺で過ごした。昼過ぎには僕の遊び相手である末っ子を連れて近所のプールに出かけた。お盆休みが近いからか、あるいは放射性物質の心配をしている人が多いからか、どちらかわからないが、あまりプールで泳いでいる人は多くなかった。末っ子を泳げるようにするミッションもほどほどに、僕はクロールで1,300メートルほど泳いだ。夕方帰宅すると、ずっと自宅にいた長男が吐き気がするという。頭痛を訴えたりもして、症状を見ているとどうも熱中症っぽい。水分を十分補給し、とにかく寝かせた。
《トラファルガー広場》
《ビッグベンと議事堂》
《パブ「ウェリントン」》
ロンドン五輪まで残すところ1年ということで、市内の案内表示も整備されていて、市内の至るところから乗り込める観光バスツアーもあったりして、非常に観光客に優しい街だと思った。（ホテルの部屋が狭いのと、料金が高いのには閉口したが（笑）） こんなことになってしまうと、せっかく整備された観光インフラも意味をなさない。一刻も早く終息して欲しいものだ。
さて、今週は6日（土）から10日（水）まで夏休みで帰省しており、その間の日誌は下記URLで既に公開済みなので省略する。よって、東京に戻ってきてからのことについて記録を残しておきたいと思う。
http://sanchai-documents.blog.so-net.ne.jp/2011-08-09-1
8月11日（木）
１）週末に高校の同窓会に出たものだから、なんとなく背筋がピンと伸びてちゃんと生活せねばという気持ちになり、朝起きて久々に竹刀を握った。道場の稽古は只今夏休みだが、来週末から暑中稽古が始まる。そろそろ準備を始めないといきなりの稽古ではバテてしまうので、毎日体を動かすようにしたい。
２）11日まで休めないかという妻の要望を振り切ってこの日は出勤したのだが、案の定上司から呼び出しがかかり、先週提出していた本の原稿について、数々の注文がつけられた。今週中に1節加筆するよう指示され、全体の見直しも来週1週間かけてやるように言われた。自分でも先週段階の原稿が完璧なものだったとは思ってないので、全体の見直しをするのはやぶさかではないが、翌12日朝までに1節加筆するというのはちょっと厳しい。なにしろ、加筆に必要な文献資料のほとんどが自宅に置いてある状態だった。
３）結局、この日は職場を早々に退散して帰宅し、仮眠を取った後、午前2時に起床してそれから明け方まで作業を行なった。
8月12日（金）
１）早朝からの作業は結局朝早めに出勤して職場でさらに作業をすることになったが、夜中に書いた原稿を朝読み直すとなんとなくしっくりこない。このため、意を決して大幅に原稿を手直しし、約2時間かけてなんとか作業を終えた。これで後の作業は来週1週間猶予をいただいているので、正直気が抜けた。
２）昼休みの時間を利用して、先週来放ったらかしにしてある市の国際交流協会絡みのメールを3本打った。2本は9月末の国際交流フェスティバルに関するもの、もう1つは10月末開催予定の国際理解講座に関するものである。フェスティバルに関しては、成り行き上イベントテントのリーダーをやらざるを得なくなったが、リーダーを引き受けるに当ってフェスティバル当日までにどれくらいの時間的拘束があるのか教えてもらえず、正直かなりの不安を感じている。この日も、23日に実行委員会があるから各リーダーは出席して進捗状況を報告しろというメールが来た。唐突感が拭えず、こんな調子でなし崩しでやらされていくのはかなわないなと苦笑した。
３）6月に南インドに行った際、バンガロールで立ち寄った中央蚕糸局（Central Silk Board）で、野蚕シルクの製品のカタログを幾つかもらってきた。野蚕シルクはインドでは「ヴァンヤ・シルク（Vanya Silk）」と呼ばれており、カイコが噴く糸から作られるシルク（マルベリー・シルク）とは異なる独特の肌触りと色合いで、うまく商品化できれば日本でも売れるのではないかと思う。そう考えてカタログを集めて帰って来たのだが、それをこの日、知り合いのKさんに送って商品開発について検討してもらうことにした。ヴァンヤ・シルクのうち、「タサール」と呼ばれる糸を吐くカイコは、オリッサ州の山間地で飼養されている。飼養しているのは先住民だ。だから、ちゃんとした商品を作って生産者に還元される仕組みができれば、先住民の生活改善にも繋がると期待できる。
8月13日（土）
この日は妻が日中外出だったので、僕は子供達と自宅近辺で過ごした。昼過ぎには僕の遊び相手である末っ子を連れて近所のプールに出かけた。お盆休みが近いからか、あるいは放射性物質の心配をしている人が多いからか、どちらかわからないが、あまりプールで泳いでいる人は多くなかった。末っ子を泳げるようにするミッションもほどほどに、僕はクロールで1,300メートルほど泳いだ。夕方帰宅すると、ずっと自宅にいた長男が吐き気がするという。頭痛を訴えたりもして、症状を見ているとどうも熱中症っぽい。水分を十分補給し、とにかく寝かせた。
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