週報（3/27－4/2） [備忘録]
先週末、実家の母と電話で話した。突然のめまいで起き上がれなくなるような出来事があってちょっとした騒ぎになった週末だったし、放射性物質で首都圏も騒々しくなってきていたこともあったので、なんとなく実家の両親とは週1回ぐらいは話そうと思ったからだ。母と話してみたら、「もう大丈夫なんか」と聞かれた。「あんたのブログの記事はわたしにゃあ難し過ぎて読めへんけど、週報は読んどる」とのことだった。僕自身もいい歳だが、親がちゃんと見ててくれるというのは自分がいくつになってもやっぱり嬉しいものである。
【涙もろい自分】
最近、やけに涙もろくなった。花粉症のせいではない。三陸地方の地震・津波被災地での卒業証書授与式の報道に涙し、被災で行き別れたペットが主人との再会を果たしたという話題にも涙した。サッカー日本代表とJリーグ選抜が戦った慈善試合で、前半あれだけ劣勢だったJリーグ選抜が、後半カズが加わり、そのカズが公約通りゴールを決めたシーンは、少しばかりサッカーにも興味がある末っ子と2人でテレビ観戦していて「すげぇ！」と絶叫。カズダンスを見てまた泣いた。そして、ACジャパン（公共広告機構）のCMで、トータス松本が「日本の力を、信じてる」と言うシーンになると、毎回毎回目頭が熱くなる。もうちょっと、もうちょっと頑張らねばと思うのである。
【新しい生活パターン】
めまいの経過を心配してのことだろうが、今週は会社からの帰路は最寄り駅まで迎えに来るという妻の厚意に甘えさせてもらって過ごした。帰宅するとすぐに夕食を済ませ、少し眠くなりかけている末っ子を風呂に入れて寝かせるところまで相手をする。朝は早めに出て、出社前に1時間ほど、コーヒーを飲みながら集中して資料を読む。そんな生活パターンで過ごしてきた。元々朝風呂派だったが、今は夜入浴を済ませるので朝の時間に余裕ができた気がする。子供達の春休みが終わっても、こんなパターンで続けられたらとも思う。
【休学延長と原稿執筆】
1年休学していた大学院への復学をどうするか、ここ数ヵ月ずっと悩んでいた。休学を決めた最大の理由だったことは今も決して解消されたわけではないが、時間の経過とともに不安感が麻痺してきて、復学してもいいかなという思いがかなり強くなってきていた。しかして下した結論は、もう半年間の休学期間延長だった。大学院での研究テーマとは全く異なるテーマの本を現在執筆中で、現地調査も含めて7月末までに初稿を書き上げねばならないからだ。今週はかなり頑張って、プロローグから第1章、第2章まで書いた。ただ、書き進める過程で、「これは第2章じゃなくてプロローグに持っていこう」とか「プロローグのこの部分はもっと後ろに持っていこう」とか、何度も読み返してこれまでの原稿に手を加えたりしているので、思うほどペースは上がっていない。
【インドからの朗報】
僕が働いていたデリーの職場の元部下から、出来たてほやほやのブックレットが送られてきた。今からちょうど1年前に思い立ち、知り合いだったインドのインターネットのニュースサイトの編集長と相談して、我が社の事業地を月1、2回取材して英語のレポートを作ってもらい、それを彼のサイトと我が社のサイトとで掲載しようという構想で、6月の僕の離任の数日前に覚書締結に漕ぎ着けたものだ。
今これらのサイトを見ると、既に10件のレポートが掲載されている。この英文レポートも、最近始めたフェースブックで海外の友人とシェアして自慢するのに十分足るコンテンツだと思うが、レポートがある程度揃ったら、それを纏めてブックレットにできるとも期待していたのだった。そうした構想を元部下が見事に実現させてくれた。「おめでとう」という祝福とともに、「ありがとう」という感謝の気持ちでいっぱいである。
【今週のフェースブックから】
フェースブックを使って昔の人間関係の再構築を急ピッチで進めているところである。震災直後の開設と日が浅いにも関わらず、友達の数は50人を超えた。その中で嬉しかったことを幾つか―――。
１）僕がネパールで働いていた頃にお世話になった筆頭現地人スタッフのS.P.Aさん。元々ネパール内務省の高級官僚だった彼は、僕がネパール勤務を終えて1998年に日本に帰って来てから、ご夫妻で東京に来られて拙宅にご招待したこともあり、息子さんの仕事の関係で米国駐在時にも連絡を取り合ったりしたことがあるが、8年以上音信が途絶えてしまっていた。
２）僕が東京の大学院修士課程に在籍していた1980年代末に研究室でご一緒していた中国人留学生のY.S.Hさん。大学院卒業後、香港で就職され、僕はネパール在勤時に妻と香港に立ち寄った際に会おうと計画していたのだが、カトマンズからのフライトが遅れて予定通りのフライトで香港に到着できず、待ち合わせがかなわなかった。それ以降14年間連絡がとれずにいたが、フェースブックのお陰で彼を見つけ出し、連絡を取ってみた。今は北京で働いておられるそうだが、北京ではフェースブックはできないので、香港に来た時にチェックしているのだと言う。Y.S.Hさんもフェースブックに感謝したいと仰っていた。
３）今週友達リクエストを出して承認していただけた方からのメッセージで、「ブログでインド情報を時々チェックさせてもらっています」と書かれていた。読者の顔がイメージできるというのは書き手にとってはありがたいことで、今後も、メジャーな日本語のニュースメディアでは取り上げなさそうなレアなネタをこのブログでは拾っていきたいと決意を新たにした。
【今週のおまけ】
4月1日公開された仮面ライダーの映画、末っ子が見たいと前々から言っていたので、2日（土）にさっそく連れて行った。突っ込みどころが満載で、後半のクライマックスシーンはもうただのどんちゃん騒ぎに過ぎなかったのだけれど、40周年のお祭りだからまあいいか。末っ子は満足してたみたいだし…。
＊『オーズ・電王・オールライダー～レッツゴー仮面ライダー』の公式HPはこちらから。
http://www.all-rider.jp/
余談ながら、「仮面ライダー1号・本郷猛」こと藤岡弘さんは、映画の方での1号ライダーの吹替えだけではなく、被災地への支援活動でも頑張っておられる。「国も個人も世界も新しい変身の時が来た」――藤岡さんのこのコメントにはまたまた胸が熱くなった。子供達、元気に育って欲しい。
今週も、ごちゃまぜの記事でごめんなさい。
今週、一度ご紹介したインドで開催中のクリケットW杯。4月2日に開催されたインド対スリランカの決勝戦は、インドの勝利で終わったそうです。おめでとう、インディア。
【涙もろい自分】
最近、やけに涙もろくなった。花粉症のせいではない。三陸地方の地震・津波被災地での卒業証書授与式の報道に涙し、被災で行き別れたペットが主人との再会を果たしたという話題にも涙した。サッカー日本代表とJリーグ選抜が戦った慈善試合で、前半あれだけ劣勢だったJリーグ選抜が、後半カズが加わり、そのカズが公約通りゴールを決めたシーンは、少しばかりサッカーにも興味がある末っ子と2人でテレビ観戦していて「すげぇ！」と絶叫。カズダンスを見てまた泣いた。そして、ACジャパン（公共広告機構）のCMで、トータス松本が「日本の力を、信じてる」と言うシーンになると、毎回毎回目頭が熱くなる。もうちょっと、もうちょっと頑張らねばと思うのである。
【新しい生活パターン】
めまいの経過を心配してのことだろうが、今週は会社からの帰路は最寄り駅まで迎えに来るという妻の厚意に甘えさせてもらって過ごした。帰宅するとすぐに夕食を済ませ、少し眠くなりかけている末っ子を風呂に入れて寝かせるところまで相手をする。朝は早めに出て、出社前に1時間ほど、コーヒーを飲みながら集中して資料を読む。そんな生活パターンで過ごしてきた。元々朝風呂派だったが、今は夜入浴を済ませるので朝の時間に余裕ができた気がする。子供達の春休みが終わっても、こんなパターンで続けられたらとも思う。
【休学延長と原稿執筆】
1年休学していた大学院への復学をどうするか、ここ数ヵ月ずっと悩んでいた。休学を決めた最大の理由だったことは今も決して解消されたわけではないが、時間の経過とともに不安感が麻痺してきて、復学してもいいかなという思いがかなり強くなってきていた。しかして下した結論は、もう半年間の休学期間延長だった。大学院での研究テーマとは全く異なるテーマの本を現在執筆中で、現地調査も含めて7月末までに初稿を書き上げねばならないからだ。今週はかなり頑張って、プロローグから第1章、第2章まで書いた。ただ、書き進める過程で、「これは第2章じゃなくてプロローグに持っていこう」とか「プロローグのこの部分はもっと後ろに持っていこう」とか、何度も読み返してこれまでの原稿に手を加えたりしているので、思うほどペースは上がっていない。
【インドからの朗報】
僕が働いていたデリーの職場の元部下から、出来たてほやほやのブックレットが送られてきた。今からちょうど1年前に思い立ち、知り合いだったインドのインターネットのニュースサイトの編集長と相談して、我が社の事業地を月1、2回取材して英語のレポートを作ってもらい、それを彼のサイトと我が社のサイトとで掲載しようという構想で、6月の僕の離任の数日前に覚書締結に漕ぎ着けたものだ。
今これらのサイトを見ると、既に10件のレポートが掲載されている。この英文レポートも、最近始めたフェースブックで海外の友人とシェアして自慢するのに十分足るコンテンツだと思うが、レポートがある程度揃ったら、それを纏めてブックレットにできるとも期待していたのだった。そうした構想を元部下が見事に実現させてくれた。「おめでとう」という祝福とともに、「ありがとう」という感謝の気持ちでいっぱいである。
【今週のフェースブックから】
フェースブックを使って昔の人間関係の再構築を急ピッチで進めているところである。震災直後の開設と日が浅いにも関わらず、友達の数は50人を超えた。その中で嬉しかったことを幾つか―――。
１）僕がネパールで働いていた頃にお世話になった筆頭現地人スタッフのS.P.Aさん。元々ネパール内務省の高級官僚だった彼は、僕がネパール勤務を終えて1998年に日本に帰って来てから、ご夫妻で東京に来られて拙宅にご招待したこともあり、息子さんの仕事の関係で米国駐在時にも連絡を取り合ったりしたことがあるが、8年以上音信が途絶えてしまっていた。
２）僕が東京の大学院修士課程に在籍していた1980年代末に研究室でご一緒していた中国人留学生のY.S.Hさん。大学院卒業後、香港で就職され、僕はネパール在勤時に妻と香港に立ち寄った際に会おうと計画していたのだが、カトマンズからのフライトが遅れて予定通りのフライトで香港に到着できず、待ち合わせがかなわなかった。それ以降14年間連絡がとれずにいたが、フェースブックのお陰で彼を見つけ出し、連絡を取ってみた。今は北京で働いておられるそうだが、北京ではフェースブックはできないので、香港に来た時にチェックしているのだと言う。Y.S.Hさんもフェースブックに感謝したいと仰っていた。
３）今週友達リクエストを出して承認していただけた方からのメッセージで、「ブログでインド情報を時々チェックさせてもらっています」と書かれていた。読者の顔がイメージできるというのは書き手にとってはありがたいことで、今後も、メジャーな日本語のニュースメディアでは取り上げなさそうなレアなネタをこのブログでは拾っていきたいと決意を新たにした。
【今週のおまけ】
4月1日公開された仮面ライダーの映画、末っ子が見たいと前々から言っていたので、2日（土）にさっそく連れて行った。突っ込みどころが満載で、後半のクライマックスシーンはもうただのどんちゃん騒ぎに過ぎなかったのだけれど、40周年のお祭りだからまあいいか。末っ子は満足してたみたいだし…。
＊『オーズ・電王・オールライダー～レッツゴー仮面ライダー』の公式HPはこちらから。
http://www.all-rider.jp/
余談ながら、「仮面ライダー1号・本郷猛」こと藤岡弘さんは、映画の方での1号ライダーの吹替えだけではなく、被災地への支援活動でも頑張っておられる。「国も個人も世界も新しい変身の時が来た」――藤岡さんのこのコメントにはまたまた胸が熱くなった。子供達、元気に育って欲しい。
今週も、ごちゃまぜの記事でごめんなさい。
今週、一度ご紹介したインドで開催中のクリケットW杯。4月2日に開催されたインド対スリランカの決勝戦は、インドの勝利で終わったそうです。おめでとう、インディア。
嬉しいですね(^O^)／
私の母はPCが無いので、月１で手紙を書いております♬
by nmzk (2011-04-03 21:20)