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現代の海賊退治 [時事]

韓国海軍の特殊部隊が、ソマリア沖で海賊に乗っ取られていた韓国船籍の船舶の救出作戦を実行し、海賊8人を射殺するというニュースが入ってきた。このところ現代の「海賊」にまつわるテーマをこのブログでも取り上げるようになってきている。各国ともソマリア沖での海賊対策には追われているものと思うが、こうして具体的に自国の船舶を自国軍の部隊が急襲して乗組員と船舶の保護を行なった事例というのが報道されることはあまり多くはなかったので、新鮮だったのでブログに掲載してみた。

ついでに記事スクラップのつもりで、この1年ぐらいの間にソマリア沖海賊問題に関連して報道された記事を列挙してみた。国連が発表した最新の海賊レポート、日本の船舶が襲撃されたケース、そして日本がソマリア沖のインド洋で行なっている取組み等について紹介されている。
自衛隊がインド洋で行なっている海賊対策がどのような法律に基づいて行なわれているのかについては少し興味があるところだ。例えば、日本船籍、或いは実質日系船会社所有の便宜置籍船舶が海賊に乗っ取られた時、海上自衛隊のチームは今回の韓国海軍と同じような救出作戦を実行して海賊を射殺できるのかどうかというのには大いに関心がある。

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《旬なのでしょか、海賊戦隊が2月から登場予定だとか。ソマリアやマラッカ海域でも頑張って下さい!》

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冬嫌い

通常なら海保の船が行って、アデン湾での護衛活動すると思います。
海自には海上での警察権限がないので、そこで政府は海賊対策法を
作って、海自の護衛官を派遣するようにしたそうです。しかし、
警察権限をもっていない、海賊が攻撃してくれば正当防衛は可能だと
思います。
陸の警察官のように海賊を現行犯で逮捕できる権限を
有しているのか?また、ソマリア自体が国として破綻しているので、
海賊を拘束すればどこで裁判にかけるのかはむずかしいです。

自衛隊にはその権限が付与されていない上に、ノウハウもないことから
護衛艦にそのような権限を有した人を乗せている可能性もあります。

それではなぜ韓国やインドなどの国は軍艦を派遣しているのか?
日本が特殊で、多くの国では排他的経済水域では警察活動を
行っているのが海軍だったりすることが多いからです。
だから世界の海軍の中には、コーストガードの船をもっている
ところが多いです。

海保が設立された経緯は第2時世界大戦やGHQの関係もあります。
「海鳴りの日々 かくされた戦後史の断層」という本が設立の経緯が
書かれています。
by 冬嫌い (2011-01-23 09:04) 

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