カンプールの結婚披露宴(出席者編) [インド・トリビア]
カンプールの結婚披露宴の紹介記事も、これぐらいにしておこうかと思っている。披露宴は地域に開かれているので、来ている人が全て新郎新婦の関係者というわけではない。お腹すいているご近所の人も、普段着のままでやって来ている。披露宴はちゃんと正装して行かなきゃいけないと思って真面目に準備して行くと、あまりのカジュアルさに拍子抜けしてしまうことだろう。
さて、会場正面のステージで座る新郎新婦の横で、BGMがガンガン流れるダンスステージが準備されている。このBGMは非常にうるさい。普通に会話していると、相手が言っていることが全く聴き取れない。これが普通だと考えると、インド人が人の話を聞かないことも、声が大きいことも納得がいく。そんなダンスステージで、最初に踊り始めたのは子供達だ。
しかし、子供達ダンスが上手いな。その年齢にして既にこれだけ腰をフリフリして踊っている。他に誰も踊っていない所で自分達だけが注目を浴びるのにも全く動じず、楽しくやっている。カメラを向ければ視線をそちらにちゃんと向ける。
そうこうするうちに、大人たちもダンスフロアに続々登場する。別にアルコールが振舞われているわけではないが、興が高じるとだんだん頭が麻痺してくるのか、踊らないと気が済まないという気持ちになって来る。実は僕も誘われて踊った。自分が踊っているシーンを自分で撮ることはできないけど。
そうすると、そこにピチピチの白のパーカを着て薄く化粧をして長髪を後ろで結ったにいちゃんが現れた。新郎P君の兄妹の知り合いらしいが、その化粧を見てすぐにオカマちゃんだとわかった。だが、このにいちゃんのダンスが凄かった。P君の妹と2人でコンビネーションよく踊っているシーンは、この夜いちばんの盛り上がりだった。
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