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男と男の夜叉ヶ池登山 [家族]

先週末から12日(木)まで、少し早目の夏休みをいただき、家族連れで帰省してきた。小5の娘は塾の夏合宿とやらで里帰りには同行できず、娘を9日(月)に出発させるまで東京に居残った妻も置いて、7日(土)からの帰省は長男と次男の男3人組で車の旅となった。

東京を発つ前、ふと思いついて長男に言った、「山に登ってみないか」と。このところガンプラを趣味としているうちの長男は、少しでも時間があると家でガンプラをいじっているかゲームをやっているかテレビを見ている毎日である。中1になって部活があるため全く家に引きこもっているというわけでもないのだが、部活と言っても運動部ではないため、普段からあまり体を動かしていない。せめて実家の祖父母の前ではイイ子でいた方がいいのではないかと考えさせようと試みた。勿論、僕自身も行ってみたかったわけだが。

4年前の夏、僕は1人で揖斐川上流の岐阜・福井県境にある夜叉ヶ池に登ってみたことがある。体重は最高潮、体調は最低の時期の登山だったため、とにかくきつかった。山の夕暮れは早く、時間的制約から途中で断念することも真剣に考えたほどだった。10kg以上体重を絞った今ならどれくらい楽に登れるのかを、確かめてみたいと思っていた。

長男は僕の誘いに快諾し、善は急げと岐阜の実家に着いた翌朝には夜叉ヶ池にアタックしてみることにした。朝6時に家を出発し、7時30分には夜叉ヶ池登山口に到着した。そこからの様子は次の写真の通りである。

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《登山口を出発して最初の沢を渡る》

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《登山道沿道の名所の1つである「幽玄の滝」》


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《登山道第2の名所、「昇竜の滝」》

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《ここからがきつい登り》

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《ロープを利用して登ってきた急坂を振り返る》

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《ひと休みして登ってきた道を振り返る》

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《湖畔に到着。池には黒いオタマジャクシがウヨウヨ》

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《岐阜・福井県境をなす稜線。東方、三周ヶ岳に向かって伸びる登山道》

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《三周ヶ岳登山道からの眺め。揖斐川流域方面、夜叉ヶ池、三国岳(岐阜・福井・滋賀県境)》

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《ロープを使ってうまく下っていく》

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《飲み干したスポーツドリンクのボトルを沢の水で洗う。水が冷たい。》

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《登ってきた稜線を振り返る。稜線手前の崖が最大の難所》

僕自身は前回の登山よりは楽だった。早朝に山に入ったので時間の余裕もあり、焦ることなくいいペースで登れた。心拍数が上がりっ放しになることはなく、かなりの余裕を残して登れた。但し、下山途中から左膝が痛くなったのは初めての経験でちょっと不安が残った。初めての山登りだった長男の方も、「死ぬ」を連発していた割には余裕で登れた様子。それなりの面白かったのではないかと思う。

本気で山歩きをやろうという意識は今のところ僕にもなく、山岳マラソンの延長のような軽い装備での短時間の山登りぐらいでいいかなと思っている。トレッキングのような山歩きに彼が興味を持つならそれもよいが、ちょっと心拍数を上げる有酸素運動―――即ちジョギングでもいいので始めてくれたら嬉しい。取りあえず月例川崎マラソンの3kmの部にでも時々エントリーできるぐらいのところから始められたらいいと思う。
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