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離任カウントダウン7 [インド心残り]

僕がインドを発つ日まで、ちょうど残り1週間を切った。休暇をプネで過ごした後、本社から来られた出張者の応対を1人でこなし、会食の応対もした後、今日(18日)からいよいよ離任の本格準備に突入した。

1)朝2時に起き(たまたまです)、別送分の航空貨物のパッキングを開始。書籍や贈答品、TVゲーム等を詰め込む作業をやっていて、いつの間にか朝を迎えていた。

2)朝出勤すると、金曜日のルーティンワークを終え、先ずはスタンダードチャータード銀行(以下、「スタチャン」)に行って銀行口座解約の手続きを取った。
ATMを利用できる利便性はあったものの、スタチャンは、①担当者がコロコロ代わり、交代したこともアナウンスされないから何かちょっとひねった取引をする必要がある時に担当者を特定するのに時間がかかる、②我が社を担当しているセールスマネージャーが約束した日時に来ず、遅れるとの連絡も事前に寄越さない、③顧客サービスのマネージャーとバックオフィスのマネージャーの連携がゼロで、外交で取って来たクレジットカードの申請書を、いったんバックオフィスに渡してしまうと顧客サービス部門の担当者は後のフォローを全くやらない、といったサービスの悪さがずっと気になっていた。うちの職場にはわざわざ店頭に行ったのに行員に罵倒された経験のある者もいる。

噂には聞いていたがバラカンバ・ロード(Barakhamba Road)の支店の行員は柄が悪く、客が来ているのに職場の同僚と無駄話を止めないし、横柄だし、まるで「話の邪魔をするな」と言わんばかりの人間だった。「なぜ解約するのか」と聞かれ、「帰国するから」と取りあえず答えたが、本音を言うと「お前のところのサービスが劣悪だから」と言いたかった。(それ言ったら多分食い下がってきて余計に時間がかかっただろう。)

3)銀行口座の解約が早く終わったので、ついでに個人加入の携帯電話の解約手続きも午前中に済ませた。近くのエアテル・ショップに行くと、相も変わらずの混雑。なんとかインド人の人ごみに割り込んで、先ずはこの日までの請求額分を会計係のところで支払い、次に顧客登録窓口で解約手続きをやってもらった。
これでSIMカードを破裁しておしまいだと思っていたら、夕方エアテルから会社から借りている携帯の方に電話があり、またもや「なんで解約を希望するのか」と聞かれた。どうも解約の際のルーティンらしい。(携帯にかかってくる電話の9割以上がそうだと思うが、「ハロー」と言った後、いきなりヒンディー語でガンガン喋ってくる。「英語しゃべってくれよ」と言うと、英語に切り替えてくれる人は稀で、たいていブチっと切られて嫌な思いをする。この日は珍しく英語に切り替えてくれたのだが、その英語が超早口で聞き取れず、最後に「何かご意見はないか」と言われたので、「もっとゆっくり話して欲しい」というリクエストをしておいた。

4)携帯解約もなんとか午前中で終わったので、22日の夕食会の招待状印刷をお願いしたDatamationのシ―ラムプール・ジェンダー・リソースセンター(GRC)に印刷費の支払いに行って来た。スラム内のオフィスでスタッフから「水飲んでけ」と勧められ、一口飲んで「ヤバい」と思ったけれど後の祭りで、オフィスに戻った途端に下痢になった。即座に整腸剤を飲んでやり過ごした。

5)この日の午後は職場の自分の机の周囲の片付けに時間を費やした。僕の後任は20日(日)に到着し、21日(月)から職場入りする。机を空けておかないといけないと思い、かなりの書類をゴミ箱行きにし、日本に持って帰る書類を選別して段ボール箱に入れた。未整理でファイリングされていない書類をファイルに綴じる作業も進めたが、19時30分を回ってしまい、時間切れで仕事を切り上げた。

6)帰宅後パッキングを再開。明日はもう一度出勤して多少残っている仕事を片付ける。

ところで、自宅の荷物を整理していたら、うちの娘が3年生の時に書いた作品が出てきた。日本に持って帰ると置場もないだろうし、スキャナでイメージを取り込んで、ブログで保存しておくことにした。

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