日本の借金、さらに拡大 [時事]
昨年8月、「日本の借金、過去最大」という記事を書いたことがある。財務省が発表した去年6月末の国の借金は過去最大の860兆円となり、これは国民1人当たり674万円という金額だという記事だ。その記事の中で、債務残高の対GDP比は180%弱という水準まで達していることも紹介した。
今回引用したAFP電のこの記事も、趣旨はこれに近いもので、国の借金はもっとひどくなり、対GDP比200%にも達する恐れが出てきたという。なんで借金が増えるかというと、いろいろと物議を醸している新たな政府支出があるのも一因になっているように思う。
これだけ見てもおかしいと誰もが感じるのに、今キルギス共和国で起きているような話が日本で全く起きてこないのが不思議でならない。僕の周囲でも、「そのうち何かが起きるんではないか」という人はいるし、多分このAFP電に反応する人の多くが憤りを持って報道を捉えておられるのではないかと思うが、何だか問題解決は他人任せという印象が拭えない。
今や集団行動を起こそうにも人と人の繋がりが希薄化してなかなか纏まらないというのが今の日本社会なのではないだろうか。そんな社会に誰がしたのかというところからして、何だか仕組まれているのではないかと思えてきたりする。自分は別に陰謀説に与するわけではないが…。
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