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2009年のGOOD-BAD-UGLY [ご挨拶]

今年も残すところあと6時間となりました。反省も兼ねて今年1年を振り返ってみます。

1.(BAD)無期限単身赴任生活突入
インド駐在生活もはや3年目に突入。最初に住んでいた家の賃貸契約が2年で満了したのに伴い、家族は8月に早期帰国し、僕はもっと狭い家に引っ越した。僕が家族と別れて生活するのは最長でも3ヵ月程度なので、年末時点で既にそれをクリアし、さらにはいつまでいられるのかもわからない単身赴任状態が来年も続きそう。コンパクトな家は便利だし気楽なのだが、料理作ってくれる我が家のメイドを働かせるために敢えて食事は欠かさずとらなければならず、単身生活開始以降体重は増え気味。

2.(GOOD)6年振りに剣道の稽古
2003年10月に東京転勤になってから、忙しくて諦めていた剣道の稽古を、ここデリーで復活させた。インドでも稽古をやりたいという方が何人かいらっしゃり、それに混ぜていただけた。赴任から2年が経過してようやく防具着用の稽古ができるようになった。週末にイベントが立て込んだ11月以降は稽古にろくに出られない口惜しい日々が続いているが、始められたのは収穫。仕事をこなすのに自分が持っていたものをどんどん捨てて行ったのが東京勤務時代だったから、剣道はそれを食い止めて逆転させる最初の一歩だったと思う。

3.(GOOD)アコースティックギター
自分が持っていたものをどんどん捨てて行った流れを食い止めて逆転させる第一歩が剣道なら、二歩目はアコギだった。9月に安物ギターを購入し、少しずつ練習してきたが、目標があった方が練習のモチベーションが上がるだろうと思い、職場の忘年会でなんと70年代フォークの弾き語りをやらせてもらった。結果は散々だったが、人前に演奏したことは、中学時代にギターを挫折した僕の苦い思い出の克服にはなった。せいぜい1日朝夕各15分ずつの練習であるが、少しずつとはいえコード進行がやりやすくなってきた。

4.(GOOD)某週刊誌での隔週コラム
10月に離任した職場の上司から引継ぎ、某週刊誌に隔週コラムを寄稿することを始めた。僕のように人付き合いを面倒くさがる男にお声がかかることは滅多にないのだが、僕に白羽の矢が立ち、しかも編集部の方が僕でもOKと認めて下さるきっかけとなったのが実はこのブログなのであった。この隔週コラムは、僕がインドで駐在している間はずっと続けたい。このコラムから派生して、次の展開がないものかなぁ…などと獲らぬ狸の皮算用をしている。

こう書いた後で思いだしたのだが、今年は6月に故郷で講演会というのをやらせていただいた。文字通り「故郷に錦を飾る」イベントであった。ついでに地方紙の取材も受けて顔写真入りで新聞に載ったというのも大きな出来事。

5.(GOOD)10年振りカトマンズ訪問
長男が10歳になったらネパールに連れて行って彼の名前の由来を聞かせたいという思いがあったのだが、それが彼が12歳になった今年4月にようやく実現した。彼が赤ん坊の頃に住んでいた家で働いてくれていたお手伝いさん達を探す旅はなかなかスリリングだった。皆歳をとったが、再会を喜んだ。たった4泊5日の旅で、その間久々のバンダ(スト)も経験させてもらったが、充実した時を過ごさせてもらえた。個人的にはネパール語を思い出すきっかけになった。10月にカリンポンに行った時にはネパール語でのスピーチというのも初めてやった。

6.(BAD)ヒンディー語勉強進まず
今年は途中でネパール語を思い出すような努力までしていた割には、最初から最後まであまりヒンディー語の勉強は進まなかった。「ギターの練習に30分も時間を割けるならヒンディー語にだって時間割けるだろう」と言われると全くその通りです。確かに9月の時点ではそう思っていたし、デリーのスラムにしても農村のNGO活動の現場にしても、とにかく行って住民や子供達から教えてもらって実地で覚えようと考えたのだが、正直言ってそこまでの時間が作れなかった。そういう目標でも作れれば、日常の勉強もモチベーションが上がった筈なのだが…。

3Idiots.jpg年の瀬も押し迫った30日(水)、僕はアーミル・カーン主演の最新作『3 Idiots(3人のおバカ)』(右写真)を見に映画館に出かけてきた。大学工学部のおバカな学生の話だが、恥ずかしながらストーリーが少ししか理解できなかった。元々教授と学生の会話がわかりにくいというのはあるにせよ、ここまで理解できない映画も珍しい。何となく、大学で学んだ工学系の知識を農村開発に生かせというメッセージでもあるような気はしたが、3人組がなんでここまでおバカな行動をしなければいけなかったのか、そもそもアーミル・カーンが演じた主人公の学生(名前も思い出せん)が何で別の人物の身代わりで大学に通っていたのか、首席で卒業を果たした彼が何故カシミールのレーで小学校の先生をやっているのか、見終わった時にあまりにも多くの疑問が湧いてきて、ヒンディー語がわからない口惜しさを嫌というほど味わった。2年半もいてこの程度かよと…。

7.(UGLY)研究進まず
今年最大のUGLYな出来事。いや、実際には出来事にもなっていない。確かに1年前の今頃は2月のケララでの学会発表に向けて相当な準備をしていた。それで人脈もでき、今年は頑張るぞと思えた。ところが、7月頃から全くエンジンがかからなくなった。引越しやら家族の早期帰国やらから始まり、その後は別件での調査とか、寄稿とかが頻繁に入って来たからだが、最大の理由はこのブログにあるのではないかと思う。記事を書くための情報収集の時間も含め「ブログの時間を研究に充てろ」と言われたら、応えようがない。どうやって巻き返しを図るかで今も悩んでいる。

2010年年明けからの3ヵ月は、仕事の方が厳し過ぎる…。

8.(GOOD)入社以来最も面白いと思った仕事
研究が進まなかった半面、仕事の面ではとてもやりがいのあるプロジェクトと関われたのが収穫。厳密にはうちの会社のプロジェクトではないが、そのプロジェクトの立ち上げに向けた協力をうちの会社を代表してさせていただいた。昨年の今頃は未だ形にもなっていなかったものを、基礎情報の収集を手掛け、英文レポートを翻訳し、戦力も増強し、そして今年12月のハイデラバード、インドールでの現地調査に繋げていった。その過程で内外にも賛同して下さる方も徐々に現れるようになってきた。振り返ってみても着実に進展させられたと自画自賛。
但し、このプロジェクト、社内的には業績評価の対象となりにくいんですよね…。

9.(BAD)ボーナスカット
そんなわけで、部署の業績に繋がらないプロジェクトに入れ込んでいた僕は、それが理由ではないけれども冬のボーナスがカットになった。この不景気のご時世、結果自体については何も言うことはない。もらえるだけまだましだろうし、懲罰人事で強制帰国させられないだけまだましだろう。ただ、それが決まるプロセスにはちょっと…。入社以来最も面白いと思ったプロジェクトに関われた一方で、個人的には理不尽さも感じる仕事も今はやっている。結果がどう転んでも自分にとってはプラスにはならない仕事だと思う。

10.(GOOD)インド人との交友拡がる
シーラムプールのCSさん、カザンバスティのチョープラさん、サライカレカーンのニーラムさん、アグラのグプタさん、カルナルのパヌーさん――今年は単身赴任状態になった後の時間を利用して、結構いろいろな方の活動を訪問させていただき、個人的な人間関係の構築にもそこそこいそしめたように思う。アグラのグプタさんからは、お世辞も相当含まれていると思うが、「私が真に「FRIEND」だと思えた日本人は君が2人目だよ」といったとても嬉しいお言葉をつい先日いただいた(1人目は1960年代にアグラで知り合われた新潟の医師の方で、それ以降ずっと文通が続いていたが、既に80代で認知症も発症されているため、消息が掴めなくなっていると仰っていた)。

番外:このブログについて
「サンチャイ☆ブログ」も2010年2月に開設5周年を迎えます。今のペースなら同じく2月中に通算100万PVも達成しそうです。その前に、1月中には通算1,000nice!とnice!を下さった方の人数100人というのもクリアしそうです。ずっとこのペースだったかというとそうでもなく、加速がかかったのはこの1年でした。1日1000PVのペースだったから。これもひとえに読者の皆様のお陰です。

元々このブログは自分のナレッジマネジメントのために始めたものですが、振り返ってみると今年は年間100冊本を読んだおそらく最初の年だったし、会社をクビになった時のことを考えて英文和訳の腕を磨いておこうと始めた新聞記事の紹介もある程度やることができました。ブログに投入する時間が増えたのはUGLYでしたが、自分への投資という点ではGOODだったのではないかと思えます。

来年も皆様にとってよい1年でありますよう!
これにて今年のブログ記事を締めくくりたいと思います。

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