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"frisk"という英単語 [英語一期一会]

米航空大手がインド前大統領に謝罪、搭乗前の身体検査実施で
7月23日配信 CNN.co.jp

ニューデリー(CNN) インドのアブドル・カラム前大統領が米コンチネンタル航空に搭乗した際、不必要な身体検査を強いられたとしてインドの民間航空行政当局が地元警察に苦情を申し立てた問題で、同航空は22日、前大統領への謝罪を表明した。
  前大統領やインド国民を傷付ける意図は決してなかったと釈明、カラム氏が新たに同航空を利用することを願っているなどとしている。コンチネンタルは当初、身体検査を実施した理由として、米運輸安全局が指示する搭乗手順に従っただけと反論。世界のほとんどの国から米国へ出発する便では、例外なく乗客の身体検査などの措置を講じなければならないとしていた。
  同航空は謝罪を表明した声明で、米運輸安全局とインドの該当部局の指示事項が食い違っていることもあり、両国はこの差違を解消させるべきだとも主張した。
  インドの国内法は、大統領経験者などの重要人物は航空機への搭乗前、身体検査の対象にはならないと定めている。インドの民間航空行政当局は、コンチネンタル側はこの法規を知りながら、故意に無視したとも主張していた。
  前大統領は今年の4月21日、ニューデリーから米ニューヨークへの便を利用していた。

この日の新聞にはカラム前大統領の写真が出ていたので何だろうと思ったら、こんな内容の記事であった。新聞の記事の中で気になった表現がこれだ。

Kalam Frisked.
これはヘッドラインだから、当然be動詞が省略されている。実際はKalam was frisked.という受動態だ。それで肝心の意味なのだが、「(衣服の上からの)身体検査で捜す」、即ち、上で挙げたヘッドラインは、「カラム前大統領が所持品検査をされた」ということになる。

friskといえば、一番最初に思い出すのはカネボウのタブレット菓子「フリスク(FRISK)」であるが、こちらは元々ベルギーのお菓子らしいが意味はよくわからない。元々上の新聞記事に目が行ったのも、この「frisk」という言葉に気付いたからだが、お菓子のブランド名と実際の意味との間に何ら関係がなさそうだった。因みに「frisk」には「はね回る(こと), ふざける(こと)」という意味もあるが、「Sharpens You Up」がキャッチコピーである清涼タブレット菓子とは何ら繋がるところがない。
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