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カトマンズ-移動する人々 [旅行]

カトマンズ家族旅行に関する「人々」シリーズ第四弾も、こじつけ度合いが非常に高まってきたのでシリーズは今回で打ち止めにしたいと思います。今回のテーマは市内の移動手段。

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徒歩というのは昔から当然多用された移動手段である。写真はパタンからニュー・バネシュワル地区に近道で行けるバグマティ川の橋の風景。以前も書いたが、この橋は1994年に日本の援助で建設されたものである。

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次の移動手段といったらバイク。パタン旧王宮周辺の複雑な路地裏を縦横無尽に走り回るバイクには驚かされるが、バイクが多いのは自家用車がなかなか買えない途上国の庶民生活では当たり前のことでもある。狭い路地裏でふんづまって乗用車では身動きが取れなくなっても、隣をバイクはスイスイと追い越していく。

11年前と比べて、市内を走る自動車が台数が極端に増えたという印象はないが、明らかに増えたのが自転車である。当時はまだ自転車も高価な移動手段だったので、せいぜい一家に1台だったが、今回のカトマンズ訪問で驚かされたのは、子供用のMTBを意外と沢山見かけたことだった。デザインもよくなってきており、ヘルメット姿で颯爽と走っているバイカーも結構見かけた。

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今カトマンズを走っているタクシーはスズキのこんな軽乗用車。メーターはちゃんと付いていません。従って、行先を言って値段交渉。プルチョーク地区のホテル・ヒマラヤ前からニュー・バネシュワル地区のホテル・サンセット・ビューまでは140ルピーだった。デリーの感覚で言ったらちょっと高いなと思ったので、次にジャワラケルのジェミニ・スーパー前でタクシーを拾って「120ルピー」と提示してみたら、「ノー、ノー」と馬鹿にされてしまいました。結局、「もうええわ」ということで歩いてホテルに帰った。

今から13年前の1996年、どこかの会社が大量に韓国製の赤や黄色のタクシーを導入したが、今回のカトマンズ訪問時にはこれらの車両は殆どみかけなかった。

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最後はバス。バクタプールのバス停からナガルコットに登っていく坂道で見かけた路線バスの後姿。昔はよくナガルコットにミニ・トレッキングでよく登っていたので上りのバスを利用したことはないが、路線バスは今でも屋根の上にも乗客を乗せて走る。僕はナガルコットの丘からの帰りはバスを使うことが多く、その際に屋根の上に何度か乗ったことがあるが、この狭い山道で背の高いバスの屋根の上に乗ると、対向車とすれ違う時に路肩が全く見えず眼下が崖という冷や汗もののシーンに何度も遭遇した。天気の良い日は気持ちいい移動手段だが、舗装されていない道路を走る時は要注意である。

その他によく見かけたのはトヨタのライトエース級の乗り合い路線バス。これは11年前には見たことがなかった。逆に昔はよく見かけたけれど今は廃止されたのか殆ど見かけなかったのがカトマンズ~バクタプール間のトロリーバス、ブルーが目印のサジャバス(公営バス)等。僕達が住んでいた頃に導入されたサファ・テンポ(電気式乗合タクシー)は塗装はくすんだものの今も走っている。あまり更新はされてなさそうだが。

あ、それともう1つ見かけなくなったものがある。それはオート・リキシャーです。インドではやたらと見かけるオート・リキシャー、今はカトマンズで見かける機会が全くない。もしかしたら排ガス規制か何かで運行禁止になったのかもしれない。
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